毎年のことですが、オーストラリアのミカンは美味しくないのが普通です。めったに美味しいのに当たりません。ミカンの季節は始まったばかりですが、今までのところ食べたミカンは全部不味かった。
味が水っぽくて薄いのです。本来のミカンの果汁に水を足して薄めたような味なわけですよ。
種の問題については、「オーストラリアの農家は種なしのミカンを作れないのか!」と毎年不満を述べて来ましたけど、今年買ったのは全部種無しでした。
これまで30年近く、種なしミカンに当たることもめったになかったんですが、一応品種改良はしているみたいですね。
種問題は改善しているとは言え、味がイマイチではどうにもならない。美味しいミカンが作れないというのは、どういう原因があるんでしょうか。
ミカン農家のある地域の天候が美味しいミカンの栽培に適していないってことでしょうか。
ネーブルオレンジも旬ですよ。夏の間、値段が高くて手が出なかったのは輸入品でしたが、オーストラリア産のネーブルオレンジが出回り始めて値段も安くなっています。
うちの夫に頼まれて、買い物の際に必ずいくつか買うようにしていているんですけど、オーストラリア産ネーブルオレンジも今年買ったのはどれも味がイマイチでした。
ミカンもネーブルオレンジも、どちらも味がイマイチなら私は皮をむきやすいミカンの方がいいですが、うちの夫はネーブルオレンジの方を好みます。
不味いミカンばかりに当たるのでミカンが好きではなくなったのかもしれませんが、ミカンの皮をちまちまとむくのが好きでないようです。
ネーブルオレンジの皮をむくのは、もっとイヤだろうとお思いでしょ?ところが話は違うんですよ。
私は、ネーブルオレンジはナイフで切らないと食べることが出来ないので面倒くさいと感じるわけですが、あの固くて分厚い皮をうちの夫はへっちゃらで手でむいて食べるんです。
どれだけ馬鹿力なんだか…
「どうやってむいているのか?」と思って見てみたら、上の固いところから指を入れ、バリバリっとむくだけです。ミカンの皮とは違って途中で切れやすいですが、それでもまあミカンの皮をむくのと同じ要領でむきますよ。
やってみたくなるでしょ?
やれるものならやってみてください。簡単ではありませんよ。手が果汁でビチョビチョになるし。
ところで、ネーブルオレンジが安く出回り始めたので、いつも作っているババロアのレシピを元にオレンジババロアを作りました。基本のレシピでは1カップの牛乳を使うところを1カップのオレンジジュースに変えただけです。
英語で書いたレシピはこちら。
使ったオレンジの色も薄かったし味も薄かったので、砂糖を多めにしてみました。簡単に作れますから作ってみてね。
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