2024年5月20日

病気と食べ物

インフルエンザという病気は、甘く見てはいけませんね。風邪みたいなものという認識の方が多いですけど、世界で毎年70万人くらいの人がインフルエンザで亡くなっているのですよ。

日本やオーストラリアでも年間数万人が亡くなっていて、高齢者の致死率が高いことが知られています。

私も今回はかなりキツかったので、来年からはインフルエンザのシーズン前に予防接種を受けようと心に決めたわけなんですが。

発症して今日で9日目ですけど、今朝は頭痛がしていませんし、めまいもほぼ無くなって普通に動けます。体力の回復のためにせっせと栄養のあるものを食べていますので、寝込んでいた1週間のうちに3キロも減った体重が驚異的なスピードで元に戻って来ています。

元に戻るのはいいいけど、それを超えてリバウンドするのは気をつけないといけません。それでも、何でも美味しく食べられて元気なのが一番です。今回もまた、病気になってから健康のありがたみに気づいたわけですけど、防ぐことが出来る病気は防ぐ努力をする必要があるということも痛感しました。


ところで、体重が3キロも減ったのは、やはりまともに食べることが出来なかったからです。

特に高熱が出ていた最初の3日間は、私が口に出来たのは水とゼリーとヨーグルトだけでした。

ゼリーは、お湯に溶かすだけで作れる「エアロプレーン」というブランドのゼリーです。オーストラリアではどこのスーパーでも売っている有名なゼリーで、100年近い歴史があるそうですよ。

ウェブサイトによると、1927年にトラム(路面電車)の運転手であったバート・アップルロスという人が、ゼリー粉末を作って売ったのが「エアロプレーン・ゼリー」の始まりだそうです。

現在では、たくさんのフレーバーが売られています。すごい色のゼリーもあるんですよ。うちの夫が好きだったと言うライムフレーバーは緑色です。青色のゼリーもあります。食べるのに勇気がいるような色です。香料もすごいんですけど、うちの夫はこれを食べて育っているわけで、うちの子供達もこれを食べて育ちました。

子供でも簡単に作れるのがいいんですよ。我が家での作り方はこうです。500mlの耐熱計量カップにゼリーの粉末を入れ、電気ケトルで沸かしたお湯を半分くらいまで入れます。よく混ぜて粉末が溶けたら500mlの印まで冷たい水を足してよく混ぜ、後はグラスなり容器に入れて冷やすだけ。

うちの息子と娘が子供の頃は、このゼリー液を自分で作り、パフェグラスに入れて固め(時にはフルーツも加えて)、固まってからアイスクリームやホイップクリームそしてバナナなどで飾ってパフェを作るのが楽しみでした。

今では、病気になった時用の食べ物という位置づけです。買い置きしておいたのがあったので息子が作ってくれたんですけど、買っておいて良かったと思いましたよ、ホントに。

私が好きなのは、マンゴーとパイナップルのフレーバーです。また買っておかなくちゃあいけません。

それから、このゼリー以上に大いに助けられたのが「Activia」というヨーグルトでした。皆さん、これオススメですよ。私は普段こういう物を買わないので知らなかったんですけど、砂糖不使用なんです。ステヴィア甘味料で甘味は付けてありますが、甘過ぎないので本当に食べやすかったです。

食事が出来るようになってから努めて食べるようにしたのは、動物性タンパク質でした。貧血で倒れた後は、柔らかく茹でた牛肉に少し塩をふって食べたんですが、牛肉を食べた後、身体の中が変わって行くのが実感できました。身体がじわじわと回復して行くのが分かったんです。

歳をとるほど良質の動物性タンパク質を摂った方が良いというのはよく聞きますけどね、私は今回改めて実感しましたよ。肉や魚をちゃんと食べないといけません。

今日は久しぶりに私が晩ご飯を作るつもりです。


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