2024年5月31日

下らない血圧と減塩

昨年「Australian and New Zealand Paired Kidney Exchange (ANZKX) Program」という生体腎臓移植プログラムに参加して腎臓を一つ提供したうちの夫のことですが。

手術から半年が経ちましたので検査があったんですけど、血圧が高過ぎることとたんぱく尿が出ているという問題が見つかったのが先週の火曜日。

血圧は手術後すぐに高くなったので、血圧を下げる薬を飲むようになっていたんですよ。ところが、その薬を飲んでいるのに検査の日には血圧が150mmHg以上あったんですって。

それは問題だと言われて薬の量を2倍にしたんですけど、あれから1週間以上が経ってどうなったかと言うと、全く下がっていないんです。今朝も150mmHgありましたしね。

私は夫よりもひどい高血圧でしたが、薬を飲み始めたら低くなり過ぎたので薬を半分にしたんですよ。

夫の場合は2倍にしたのに下がらないというのは、

腎臓がヤバいんじゃあないの?

とにかく食べる物に注意しなくちゃあいけません。特に塩分です。

肥満も問題なので、食べ過ぎに気をつけて減量しないといけないのに、体重が減って来ているようには全く見えません。

お昼ご飯には、晩ご飯の残りを持って行くこともありますが、大抵は冷凍野菜をチンしたのを持って行くんですけど、冷凍野菜だけで我慢しているとは思えませんよ。何か買って食べているに違いないです。

夫が勤めているツールショップには、「テイスティートラック」という食べ物を売り歩くフードトラックが来るんです。

「テイスティートラック」というのは、サンドイッチやミートパイや寿司ロールなどのお昼ご飯用の食べ物に加えて、スナック菓子やケーキやクッキーや飲み物などもいろいろ積んでやって来ますから。

そう言えば、先週の土曜日にカントリークラブで父親主催の食事会に行った時には、和牛ステーキを食べたと言っていたしな。外食する時はいつも高カロリーの肉料理です。

たんぱく病が出ていると言われてからは、お昼ご飯用にゆで卵を持って行かなくなりました。卵は毎日2個は食べていたんですけど、それは我慢しているようです。でも、肉をあきらめることは出来ません。

とにかく、血圧が下がらないのは問題ですよ。

うちの夫はですね、問題の重大さが分かっていないと思うんです。このまま、一つだけ残っている腎臓がちゃんと機能しなくなったらどうするんでしょうか。今度は自分が腎臓移植が必要になってしまいます。


減塩についてはね、私自身が高血圧で血圧を下げる薬を飲んでいるので、何年も前から減塩には努めて来たんですよ。塩分のある調味料は控えめにして来ました。

そのせいだと思うんですけど、最近レストランで食べる料理やスーパーで時々買うソーセージやハムなどの加工食品は、塩味が強過ぎると感じます。

先日、うちの息子が私のレシピ通りに作ったすまし汁が塩からかったんですけど、息子が塩を入れ過ぎたのではなくて私の味覚が変わったんじゃあないかと思っています。

うちの夫のために、最近はさらに減塩を心がけていますしね。

昨日作ったパンプキンスープは、減塩ストックキューブを使って、塩はひとつまみしか加えなかったんですが、食べてみたら「ひとつまみの塩は必要なかったかもしれない」と思いましたよ。

味覚って変わりますね。塩味に敏感になると言いますか。

砂糖もそうですよね。甘みに敏感になると、砂糖をたくさん加えなくても十分甘く感じるようになるものです。

塩分は、徐々に減らして行けばもっと減らすことが出来ると思いますよ。

少なくとも晩ご飯には塩味の強いものを作ることはもう無いと断言します。塩味の強い加工食品はもう買いませんし。

うちの夫が自分で食べ物に気を付けてくれるといいんですけどねえ。「テイスティートラック」で売っているミートパイなんかには、結構な量の塩が使われているはずですから。

ミートパイにケチャップなんかかけたら塩分追加でしょ?高カロリーですしね。

食習慣を変えるしかなくなったんですから、変えなくちゃあいけませんよ。「ボクは食べたいものを我慢して長生きしたいとは思いません」という話じゃあないんです。

腎臓がダメになったら腎臓移植プログラム関係の皆さんにも迷惑がかかるんですから。


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