今日の話題は、タイトルを読んでお分かりのようにちょっとショッキングな話です。こういう話題が苦手な皆さんは、ここをクリックしてからお帰りください。今日もまた読みに来てくださってありがとうございました。
さて…
ショッキングな話は、ショッキングな写真から始まったのでございますよ。
うちの夫の iPhone に写真が送られて来たんです。送って来たのは、義母(夫の母親)のパートナーでした。
この人のことをいつもパートナーと書いていますが、義母が離婚した後に妹の紹介で知り合って、ずっと一緒に暮らしている人です。結婚してはいないけど20年以上も一緒に暮らしているんですから、事実婚の夫ではあるんです。
それはともかく、送られて来た写真が何なのか、目が悪いうちの夫には最初は分からなかったそうです。私にはすぐに分かりましたよ。
それは、下唇の内側を写した写真でした。下唇の内側には傷がありました。
上唇も写っていて、唇の周りのシワの様子から義母の唇らしいとは分かるんですけど、何のことだかよく分かりません。
夫が直ぐに電話をしましたがパートナーは電話に出なかったので、義母に電話をしました。そうしたら、写真は自分の下唇で、歯が下唇に突き刺さったんだと言うんですよ。
突き刺さっただけじゃあなくて、
貫通した部分もあったんですって!
だから、下唇は内側から数針縫ってあって、外側からも1針縫ってあると言うんですけど。
どうしてそんな事になった?
義母は、ほとんど目が見えません。うちの夫と同じ遺伝性の黄斑変性で、まだ40代の頃から見えなくなり始めました。小学校の教師をしていたんですけど、生徒の顔が認識出来なくなって教師の仕事は辞めました。
黄斑変性というのは視野の中心から見えなくなって行くわけですが、現在は視野のほどんどが黒くなっていて何も見えないそうです。視野の外側では見えますから、完全に真っ暗なわけではないんですけどね。
うちの夫もいずれはそうなるのです。
事故が起きた時は、自分の家のウッドデッキ横の階段を降りて、敷地内に住んでいる息子(うちの夫の弟)に会いに行こうとしていたんだそうです。
毎日使っている階段ですが、この階段を踏み外して落ちたのです。しかも口から落ちたらしいのです。
どういう状態で落ちたら歯が下唇を貫通したりするんでしょうか。歯は折れてはいないそうなんですよ。よく分かりませんけど、そういうことになったのです。
その時、パートナーは不在でした。大声で息子を呼びましたら、運良く義弟がその時家にいたらしくて、母親の叫び声が聞こえて助けに来てくれたそうです。
幸いなことに、下唇に歯が突き刺さった以外には怪我はなかったそうです。
住み慣れた家なので油断したんだと思いますよ。
この事故を機に、家の中も外も総点検して、手すりが必要なところには手すりを付けたり、階段に滑り止めを付けたり、家の外はもっと歩きやすいように草木を切ったりしないといけないと思います。草木が茂り過ぎていますから。
うちの夫は、母親が転んだという話を聞く度に自分もいつかはそうなるということを考えるようです。
夫が仕事が続けられないほど見えなくなったら、私達はこの家に住み続ける理由が無いので、もっと小さな家に引っ越すと思いますが、家を探す時には考慮しないといけないことがいろいろありますね。
義母の家は2階建てで、寝室や書斎が2階にあるので毎日階段を上がり下りしていますし、家の外は傾斜や階段が多いです。これから目はさらに見えなくなって行くわけだし、高齢になると転倒の危険は増しますよ。
段差のある場所すべてに手すりが必要でしょうね。
それとね、杖を使うことですよ。義母は今も白杖を使うことを拒否しているんですけど、使った方が良いと思います。うちの夫は、白杖が必要になったら使うと言っていますよ。
事故防止に出来ることは何でもするべきだと思いますけどね。
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