2019年2月6日

夫と一緒の買い物は大変

うちの夫と一緒に買物をすることはめったにありません。

電気製品や家具など高額な買い物の場合に、二人で商品を選ぶ必要があるなら一緒に行きますがね。

そういうことは滅多にないことです。

夫は「目的のものだけを買っておしまい型」で、商品も自分が期待する機能があればそれで良しという考えのようで。ところが、私はデザインがどうの色がどうの大きさがどうの掃除のしやすさがどうのと細かく気になるので、夫はイライラするらしい。

逆に、商品を選ぶのにデザインや色やいろいろ相談したいのに、関心を示さない夫にイライラする私。

こういう二人は、必要がない限り一緒に買物に行くべきではないのです。

しかし、昨日は一緒にバニングス(Bunnings)というホームセンターのようなお店に行きました。大きくなって根っこが詰まってしまっている柚子の木を大きめの植木鉢に植え替えたかったんですが、欲しかった植木鉢が重くて自分では買ってこられないので、仕事が休みで家にいた夫に頼んだのです。

私は、欲しかった植木鉢の所に直行しました。

「欲しいのはこれです、お願いします」
「ダメ!小さすぎ!」
「小さすぎ?十分大きいと思うんだけど」
「柑橘類の木を植えるなら最低200リットルサイズが必要です」
「にひゃくりっとるう?」

夫は、インターネットで柑橘類の木を鉢に植える方法を調べたらしいのです。私が欲しい植木鉢は小さすぎだというので他の植木鉢を見て歩きましたがね、200リットルサイズではテラコッタ製の好きなデザインがないのよ。

「欲しいのはこれです、これで4〜5年は大丈夫です」
「どうして最初から適切な大きさにしないんですか?」
「ずっと鉢植えにするかどうか分からないし、枯れずに育ってくれるかどうかも分からないし…」

結局、私が欲しかった鉢を買うことにしました。

「さあ、お金払って帰ろう」
「鉢だけ買ってどうするんですか、土が必要でしょう?」
「いいの、箱型野菜畑の土を使うから」
「これは鉢です、鉢には鉢用の土が必要です」

そんなものにお金を使いたくないの!種や苗を買いたいんだから!という言葉はぐっと飲み込み、植木鉢用の土コーナーへ。

「2袋もあれば足りるから」という私の声が聞こえないのか、植木鉢のサイズを測って容積を計算し始める夫。

「大丈夫なんだってば!土はあるのよ!草が枯れて土になりかけたのが沢山あるから2袋でいいの」

結局2袋だけ買うことにしました。

「さあ、お金払って帰ろう」
「今度は鉢の下に敷くものが必要です」
「鉢の下に敷くもの?」
「柑橘類の木を鉢に植える場合は、水はけが重要ですから鉢を持ち上げる物を下に敷いて…」
「いらない、いらない!テラコッタのタイルの上に置くんだから」
「水はけが悪いと柑橘類の木は…」
「分かった!家にレンガがある、それを使う!」

植木鉢を一つ買うだけのつもりだったのに…

植木鉢の色やデザインには全く無関心なのに、YouTubeやウェブサイトで仕入れた知識だけで、ああだこうだと言うんじゃないの!

ガーデニングなど全くやらない夫は、分かっていないのよ。水はけが問題になるほど雨が降らないだろうが!

使わない箱型畑の土に腐葉土(現在は極度乾燥中!)を混ぜたらそれで十分なんだし、死にかけてたレモンの木もその土でちゃんと大きく育ってきているんだよ。

いやあ、イライラさせられます。

自分一人で洋服を買いに行き、ありえないデザインを買ってくるのにもイライラさせられますが、洋服の買い物には一緒に行ってあげようかと言うと「結構でございます」と断ってくるのには、もっとイライラさせられます。


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