2019年2月28日

残りの人生を考える

私の人生の目標は、「日本を出て海外に暮らす」ことと「世界各地を旅行する」ことだった。

こういう仕事に就きたいとかキャリアを築き上げたいとか、そういうのは全く無かった。

「日本を出て海外に暮らす」ことは達成したとはいえ、結婚して子供を作ることを選択したので「世界各地を旅行する」ことは難しくなった。

それでも、子どもたちが成長した暁には夫と二人で旅行することを夢見ていたけど、

それは叶わぬ夢となりました!

まず、夫は夫婦二人での旅行などには興味が無い。「行きたいのなら一人で行けよ!」と言っています。

また、私達は夫がやっていた事業が破綻した後、経済的に大困窮しまして、ドバイ在住の義妹の支援などもあり現在は普通に暮らせていはいますけど、暮らせているというのは毎日ちゃんと食べて家賃や光熱費・電話料金などをちゃんと払えているということでして、旅行なんていうのは夢のまた夢なのです。

日本に短期間住んでいた私達がオーストラリアに戻ってきてから13年になりますが、この間私がどこかに旅行したのはたったの1回だけ。

2012年に義妹の招待でゴールドコーストへ家族旅行したあの時だけ。

しかし、夫はなんだかんだでいろいろ行っている。ドイツやイギリスにも行ったし、オーストラリア大陸横断の旅なんているのにも行ったし。

その間、経済的に大苦労しながら一人家にいて、子供達に毎日ちゃんと食べさせるために一人奮闘していた私。

夫と息子と娘は、昨年はクイーンズランドのリゾート「ハミルトン島」へ旅行したけど、今年は「バイロンベイ」へ行くんだそうだ。再び、夫の父親が全ての費用を払うということなんだけど。

私はこの父親が好きではないのでお付き合いしていない。だから、この父親が招待する旅行に行くわけがない。

でも、私だってどこかに行きたいのよ!

そして、昨日のこと。

うちの夫が、来年40歳になるドバイ在住の義妹(夫の妹)の誕生日祝いのため、弟とともにドバイに行くことになったと言うんです。もちろん費用は全部義妹が払うんです。

「いいわねえ!どうして貴方ばっかり!私だってどこかに行きたいのに!」

そう言う私に、夫が言いました。

「You should be nice to other people!(他の人達に愛想良くしないからじゃん!)」

カチンと来た。

我々には自力で旅行ができる経済力などないのだから、私が旅行に行きたいのなら、お金を払ってくれる夫の父親に愛想良くしろということ?私が義妹に無愛想にしているとでも言うの?

私は切れました…

坐骨神経痛を痛み止めで何とか耐えながら、毎日晩ご飯を作り、掃除洗濯をして、それを誰も感謝しないどころか、坐骨神経痛になって家事を普通にできなくなったことを迷惑にすら感じているらしい。

私は一体何なんだよ!

くっそう!

歯の治療でウン十万円もかからなかったら、どこかに旅行に行けたのに!

とにかくですね、

私は深く理解したのです。

残りの人生、結構まだ長いかもしれない。旅行したかったら自分で稼ぐしかないし、残念だけど一人で行くしかないの、一人旅はうんざりなんだけど。

夫婦って何なの?


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