大抵のことなら何でもできる、いろいろと知識も豊富で、いざとなったら火事場の馬鹿力だって発揮する、そんなお母さんであるはずの私ですが、息子も娘も「これ」に関してはお母さんはダメだと思っているらしい。
「これ」というのは、
車の運転です。
大学を出て学校の先生になって一年が過ぎようかという頃に、必要に迫られて苦労の末に取得した運転免許のことは、これまでにも記事に書いておりますが、
ああ…
仮免許取得のための筆記試験を連続不合格となり、特別なはからいをいただいて教官室の片隅で3回目の筆記試験に挑む私にかけられたお言葉。
「学校の先生をしているような人が、こんな学科試験を何回も落ちてちゃダメでしょ」
そして、
卒業検定にも落ちたのだった。
私は交通事故に何度も合っておりますのでね、そのせいだと思うんですけどね、ちょっとしたことでパニックるわけですよ。
運転歴ウン十年になるとはいえ、いまだにバックも駐車も得意とは言えず。
来月、運転免許試験に再挑戦すると決めた娘も、「それならオレも」と初挑戦を決めた臆病者の息子も、試験前の練習に頼りにするのはお父さん。
お母さんは完全に無視なのですが、
それはもう、私に取っても有り難いことでございます。運転に関してはお母さんを頼りにするべからず。
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