我家のキッチンには、常時ショッピングリスト用の紙とペンが置いてあり、各自が無くなっていると気づいたものや買ってきて欲しいものを書き込むことになっています。
買い物に行くのは基本的に私一人で、私は自分が無くなっていると気づいたものと必要なものしか買わないので、リストに書かれていなければ、例の有名な「ベジマイト」なんて絶対に買ってこないのです。
今日は、ショッピングリストに「ベジマイト」と書いてあったんですよ。息子の字だったな。トーストにあれを塗って食べるのが好きなんですよねえ。
「ベジマイト」は、以前は人間が食べる物ではないと嫌悪していた私ですけど、20年以上も経ちますと味覚も変わっちゃうのです。最近は、トーストにバターと一緒に塗るとなかなかの味だと思います。食べたいとは思わないけど。
それはともかく…
ショッピングリストの一番下に「エデンシロップ(Edden Syrup)」と書かれていました。息子が書いたリストのすぐ下だったので、息子が書いたのだと思いました。
「ちょっとお、エデンシロップって何よお?」
「知らない!オレが書いたんじゃあないから」
「あら、アンタの字じゃないの?ほら、これ!」
「エデンシロップ?オレ知らないよ〜」
息子じゃなかったのなら、夫か娘のどちらかですが、娘の字ではありませんでしたから、夫が書いたのでしょう。
それにしても、
エデンシロップって何だろう?
聞いたことも見たこともありません。
エデンの園と関係あるの?オーストラリア独特のシロップか?ブランドの名前がエデンなの?夫はそのエデンシロップを何に使うんだろう?
すっかり困惑しながら、私は買い物に出かける前にもう一度パントリーを開けて、他に必要なものがないかと見回していたんです。
「あら、ゴールデンシロップが無くなりそうだわ…」
いつもうちの夫がポリッジにそのゴールデンシロップをたっぷりかけて甘くして食べるんですけど…
「ショッピングリストに書いておかなくちゃ」
ゴールデンシロップ…
あっ!
ゴールデンシロップか!
夫の手書き文字は、時々全く読み取れないほど酷いということを忘れていました。
お帰りの前に1クリックを!
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