2022年2月12日

手術費用は前払い

オーストラリアでは、公立の病院で診察や治療を受ける場合は、基本的に無料です。

無料ですが待ち時間がすごいですから、救急でなければGP(General Practitioner)と呼ばれる一般開業医に相談し、必要に応じて病院の専門医の診察を受けられるように手配してもらうのが普通です。

GPの診察料は、メディケア(公費で医療費の一部を負担する制度)でカバーされますから、1回の診察料の自己負担額は大体2〜3千円というところです。

オーストラリアでは、歯科治療はメディケアでカバーされません。公立の歯科医療機関がないわけではありませんが非常に限られていますし、経済的に恵まれない家庭や高齢者、アボリジニや移民など、利用できるのは一部の人に限られます。

経済的にゆとりのある皆さんは民間の医療保険に入っていますから、歯科治療もそれでカバーされますが、民間の医療保険は大変高額ですから、多くの人は民間の医療保険には入っていません。私達もとても入れません。

というわけで、「経済的に困窮している人達」と「経済的にゆとりがある人達」以外にとって、歯科治療は高額すぎるという話はこれまで何度も記事に書いてきました。

私が上前歯の歯茎が化膿して歯根の治療が必要になった時に、新しい歯冠を作ってもらう費用を含めて合計7,325ドル(73万円)かかった話なんかは、まさにホラーストーリーでした。

オーストラリアに住んでいらっしゃる皆さんは、本当に歯は大事にしてください。

うちの息子と娘が親知らずを抜いてもらった手術は、もちろん公立の病院ではやってもらえませんので民間の病院でやってもらいましたが、息子は4本抜いてもらって5,000ドルくらいかかりました。娘は3本だったので少し安くて4,000ドルちょっと。二人分で9,000ドル(90万円)ですよ。

民間の健康保険に入っていない私達が民間の病院で手術を受ける場合、費用はすべて前払いでした。そのへんはやはりシビアなんです。お金を払わないと治療は受けられないのです。

払えない人は、たとえ何年待たされようとも公立の病院でやってもらうしかないのです。歯科は別ですよ。公立の歯科医療機関が利用できる人は限られています。ですからね、歯が痛くなっても治療費が払えない人は地獄を見ることになります。

さて、

前置きが長くなりましたが、来週の火曜日に民間の病院で2回目の痔の手術を受けることになったうちの息子ですが、手術日が決まった途端に次々に請求書が送られて来ています。

親知らず抜歯の時は、歯科外科医に払う手術代、麻酔医に払う麻酔代、そして病院の施設使用料という3つの請求書でしたが、痔の手術の場合も同様です。

1回目の時の費用は、合計で3000ドルくらいでしたが、2回目の今回は少し安いようで、専門医に払う手術代が379ドル、麻酔医に払う麻酔代が650ドル、そして病院の施設使用料が約1700ドルということで、合計3000ドル以下となっています。

手術代が379ドルというのは思いがけず少額です。簡単な手術になるのかもしれません。

ただし、もしも何か問題が起きて、救急治療とか入院が必要になると莫大な費用がかかります。民間の健康保険に入っていないのですから全額自己負担です。そんな事になったら、救急車を呼んで公立の病院に連れて行ってもらわないといけません。私達にはとてもじゃないですがそんな費用は払えませんから。


手術の3日前となる今日、息子は新型コロナのPCR検査を受けに行かなければいけません。これで陰性と証明されれば火曜に手術を受けられるのですが、手術までの3日間は隔離しなくてはいけないそうです。その3日間に感染しないように。

病院には付添いの家族は入れませんので、火曜日は病院まで送って行って、玄関の前で降ろすだけです。夫と私は、その足でPCR検査を受けに行く予定です。私達は、検査で陰性を証明しないと飛行機に乗れませんからね。ドバイに行くのは木曜日です。

息子の手術は日帰りですから、火曜日の午後には迎えに行かなければいけません。

何だかいろいろすることがあって慌ただしいです。

息子の食事も用意して冷凍しておかないといけないし。

気になっているのは、義弟にタダでもらったレクサスです。修理が今週中には終わるはずだったんですけど、終わらなかったんですよ。どうやってレクサスを修理工場から持って帰ればいいのでしょうか。

車の運転ができるのが私一人ですからね、修理工場までタクシーで行って、私がレクサスを運転して帰るしか方法がないです。

ドバイに行く前にすることが山積みです。


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2022年2月11日

宗教の教義に基づいて差別する権利を認める法

現在のオーストラリアの連邦政府首相はスコット・モリソンという人です。オーストラリア自由党の党首です。自由党は国民党と保守連合と呼ばれる連合を組む場合が多いのですが、現在の連邦政権も保守連合です。

スコット・モリソンという人は、キリスト教ペンテコステ派の信者なんだそうです。ペンテコステ派なんて聞いたことがないでしょう?私も聞いたことがなかったです。興味がある方は、Wikipediaを読んでください。

詳しいことを知りませんから批判めいたことは書きませんけど、スコット・モリソンという人は熱心なペンテコステ派の信者なのだそうで、教会の権利を法律で保護する「宗教自由法」なるものの成立を公約に掲げていました。

ところがですね、教会の権利というものの中には、キリスト教の教義に基づいて「人々を差別する権利」というものが含まれるのですよ。ですからね「宗教自由法」というのは言い換えると「宗教の教義に基づいて差別する権利を認める法」ということになるわけです。

LGBTという言葉は、皆さんもご存知ですよね。日本では「性的少数者」とも言いかえられることも多いですが、「性の多様性」や「性自認の多様性」を認める文化の中で非常に頻繁に耳にする表現です。

LGBTとは、レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシュアル(Bisexual)の3つの性的指向と、トランスジェンダー(Transgender)という性自認の4つの単語の頭文字を組み合わせた表現ですけど、現在ではこれら以外にも様々な性的指向や性自認の人々が存在することからLGBTQI+(プラス)という表現が使用されることが一般的になっています。

かつて同性愛が犯罪とされていたオーストラリアですが、LGBTQI+の人々の権利を保護するための法律ができ、同性婚も法律で認められ、社会がより多様性に寛容で平等な社会になって来たというのに、宗教上の理由で人々を差別する権利を法律で保護しようとする法案が作られて、昨年から話題になっていました。

差別の対象となるのは、LGBTQI+の人々です。

私はね、最初に聞いた時には「なんて馬鹿げた話だ」「そんな法律ができるわけがないだろう」と思っていたんですけど、少しずつ修正された法案は議会に提出されて審議されるに至りました。

一番大きな争点となったのは、宗教系の学校が性的指向や性自認を理由に生徒や教師を差別することが出来るようにする点でした。オーストラリアの私立学校は、ほとんどが宗教系ですよ。多くはキリスト教系です。

つい先日も、クイーンズランド州の「Citipointe Christian College」という学校が、学年度の始めに保護者や生徒に契約書を送りつけ、それに署名するようにと要求したのですが、その契約書の中に同性愛者やトランスジェンダー(心と身体の性が一致していない人)を獣姦や小児性愛と同類の「異常な性」であって「罪」であると位置づけて、同校では生まれた時の生物学的な性に従う者しか受け入れないと書いてあったことが大問題になりました。

このキリスト教の学校のように、教義に基づいて教師や生徒を差別することが出来るようにする法律を作ろうとしているわけですよ。

ちょっと信じがたいでしょ?

他党の議員からの反対が強くて、法案は何度も修正されましたが、そもそも人を差別する権利を認める法律を作るなんて間違っています。与党の自由党からも数人の議員がこの法案に反対しましたが、当然だと思います。

性指向や性自認だけでなく、あらゆる多様性を認め合おうという社会に変わってきているオーストラリアでは、LGBTQI+であることを隠さずに生きていける人が確実に増えて来てはいますけどね、それでもまだ本当の自分を隠して生きるしかない人が大勢いるんですよ。

LGBTQI+への偏見や嫌悪が社会から無くなっていないからです。

そして、そうした偏見や嫌悪を宗教関係者達が教え続けているのですよ。

幼い頃からLGBTQI+が「異常」だの「罪」だの「神への冒涜」だのと教えられて育った子供達が、偏見や嫌悪を持つ人間に育つのは当たり前でしょう。そして、悲劇なのは、そういう偏見や嫌悪を教えられて育った人が、自分自身がLGBTQI+だと自覚した場合です。

どれほど大きな苦しみでしょうか。それを家族や学校の人々に知られることを恐れるに違いありません。

知られると家族に受け入れてもらえないかもしれないというのは、子供達には強い恐怖でしょうね。実際に家族から拒絶されて家を追い出される子供達もいますからね。

たとえ家族には受け入れられても、学校がLGBTQI+への偏見や嫌悪を教えていたらどんなにつらいことでしょうか。自分がLGBTQI+だと知られたら、いじめに遭うだけではなく、学校にいられなくなるし友達も失うと分かっていたら、子供達は緊張と恐怖の中で生きて行かなければいけません。

悩みや苦しみを誰にも言えず、ただ隠し続けるしかないとしたら、どんなに苦しいでしょう。

LGBTQI+の子供達の自殺の原因がそこにあるんですよ。

ああ…

うちの娘は「同性の女の子が好きになる」同性愛者ですけどね、

どこが罪なんですか!神への冒涜なんですか!

完全に間違っています!

そんな教義を持つ宗教こそ「罪」じゃあないんですか?

「差別する権利を認める法」なんていうものを作るんじゃあなくて、むしろ「差別禁止法」を改定してですね、人を差別する宗教の教義は違法ということにしてもいいんじゃあないかと私は思いますね。

そういう間違った考え方を人々に広めるのも違法ということにすればいいんですよ。


この法案は否決される見通しとなり、モリソン政権は法案を棚上げしたんですけど、一部の与党議員からも反対に合い、様々な修正を余儀なくされた法案は、すでにモリソン政権が宗教団体に約束していた内容にはほど遠くなっていましたから、廃案になる見込みです。

そうなるべきです。

こんな法律を作ってはいけません。

連邦選挙が近づいて来ています。私達の社会をより平等で多様性受け入れる社会にするために適切な人を選んで議会に送らなければいけません。


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2022年2月10日

最悪のタイミングで手術日決定

1年以上も待たされているうちの息子の2回目の痔の手術ですが、新型コロナのオミクロン変異種の感染拡大で、公立病院だけでは新型コロナの患者に対応できず民間の病院にも頼らざるを得ないところまで公共医療システムが逼迫しまして、公立及び民間どちらの病院でも命に関わらない選択的手術は「禁止」となっていました。

幸い入院患者数は減り続けておりますので、先週から命に関わらない選択的手術が再開されました。

再開されたとは言え、公立病院の順番待ちはすごいことになっているわけですからね、このまま待ち続けても一体あと何ヶ月待たされるのか分かりませんので、再び義妹(夫の妹)から経済的支援を受けて民間の病院で費用全額負担で手術を受けることにしたわけですが、ついに連絡がありました。

来週の火曜日が手術日と決まりました。

でも…

ちょっと待ってよ!

来週は、私と夫はドバイに行くことになっているんですよ。

出発は水曜日だと思っていたので最悪のタイミングだと最初は思ったんですけど、航空券を確認したら出発は木曜日でした。手術の翌々日です。

翌々日だとしても最悪のタイミングには変わりないです。

息子は私達が帰国するまで延期してもらうおうかとも言いましたけど、延期するべきではありません。やっと手術してもらえることになったのですから、このチャンスを逃さない方がいいです。

痔の手術は日帰りですし、1回目の手術の時のことを思い出すと、それほど心配はないと思うのですよ。問題はですね、食事の準備をどうするかということです。

最も痛みがひどいのは当日と翌日ですが、まだ私達は家にいるので食事は作ってあげられますし、洗濯もしてあげられますし、何かあったら対応できます。

私達がドバイから帰って来るのは翌週の土曜日なので、木曜日から土曜日までの8日間を一人でサバイバルすることになります。

まあ、うちの娘がメルボルンに住んでいるのですから、何かあれば帰って来て助けてくれるでしょうし、大人なんですから何とかするでしょう。


息子の痔は重症で、手術の順番が回ってくるのを待っている間にさらに悪化して、ほぼ寝たきりのような状態になったんですよ。最初に医者に相談したのは2019年の12月です。

痛みが耐え難いということでしたから、同情した義妹からの経済的支援のおかげで2020年の12月に民間の病院で手術をしてもらいました。

1回目の手術は、痛みの原因となっていた裂肛を治療するのが目的でした。相当悪化していたそうです。悪くなっている部分を切り取ったりなんかしたので、手術後の痛みもかなり強かったらしいです。

少しずつ回復し、2回目の手術を待つこと1年以上。

再び、公立の病院はあきらめて、民間の病院で手術を受けることになりました。担当の医者は、最初から同じ医者です。この方は公立の病院でも民間の病院でも働いていらっしゃるのです。

2回目の手術は主に痔核の治療が目的で、1回目よりも軽い手術になるとは聞いていますが、それにしたって再び切り取ったりいろいろするそうなので、手術後しばらくの間はキッチンに行って自分で食事を作るというのは困難だろうと思うんですよ。

最初の数日分はチンするだけのような食事を作っておいてやらないといけませんよねえ。

手術の後は、排出しやすい柔らかい健康な便が出るような食べ物を食べないといけませんし、便秘にならないようにちゃんとした量を食べる必要もあります。

野菜をしっかり食べないといけないんですから、蒸し野菜をいっぱい冷凍しておこうかな。サラダは作り置きしておけないし、息子は生野菜は好きではありませんから、蒸し野菜がいいですね。

ご飯も1食分ずつ冷凍しておいて、息子が好きな「そぼろ」とか「親子丼の具」とか、チンするだけで食べられるおかずを作っておけば、数日はなんとかなるでしょう。

ちなみに、スパイシーな食べ物は良くないので、カレーライスとかピリ辛ものは良くないんですよ。

とにかくね、必要なら娘が帰って来てご飯を作ってくれるでしょうし、買い物にも行ってくれるでしょう。

翌週には動き回れるようになるでしょうから、何とか一人でやれると思います。


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2022年2月9日

作曲家ジョン・ウィリアムズさん

IMDbを知らない人はあまりいないと思いますが、ちょっとだけ説明すると、IMDbというのは「インターネット・ムービー・データベース」(Internet Movie Database)というウェブサイトです。

映画、TV番組、それらのビデオ、オンラインのストリーミングコンテンツ、あるいはそうしたものに関わる人達に関連する情報を集めたデータベースです。

出演者や制作スタッフの経歴、映画や番組の概要、豆知識、評価、レビューなどが書いてありましてね、なかなか面白いのですよ。

IMDbのウェブサイトのフロントページの下の方に「Born Today」というコーナーがあり、この日が誕生日の人達(データーベースに含まれている人達)を紹介しています。当然リストは毎日変わります。

昨日の2月8日には、知っている人が何人か載っていました。

ジャック・レモンさん(1925年〜2001年)とかジェームス・ディーンさん(1931年〜1955年)とか。ジェームス・ディーンさんは、交通事故で若くしてお亡くなりになりましたけど、生きていらっしゃったら91歳ですね。

昨日90歳になられた方がお一人いらっしゃいました。作曲家のジョン・ウィリアムズさんです。

映画ファンでジョン・ウィリアムズさんのことを知らない人はいないだろうと思いますが、昨日は誕生日だということでABC放送のウェブサイトにジョン・ウィリアムズさんの業績を紹介する記事が載っていました。

ハリウッドの映画音楽作曲家としては、右に出る人がいないと書いてありました。

1970年代から90年代にかけて、スティーブン・スピルバーグやジョージ・ルーカスが制作した映画を中心に数多くの大ヒット映画の音楽を担当して天文学的なキャリアを築いた方であると紹介されていましたが、若い方はご存知でしょうか。

巨大なサメが登場する「ジョーズ」、説明の必要がない「スターウォーズ」「インディアナ・ジョーンズ」「スーパーマン」はシリーズ化されています。そして「未知との遭遇」や「ET」や「ジュラシック・パーク」などなど。


聞けばすぐにどの映画の音楽かが分かるほど有名な音楽ばかりです。

なんでも北米の興行成績トップ100の映画のうち5分の1はジョン・ウィリアムズさんが音楽を担当しているそうですよ。

上記の映画をよくご存知でない若い皆さんでも、「ホーム・アローン」や「ハリー・ポッター」シリーズはご存知でしょう。


ジョン・ウィリアムズさんはオリンピックの映画も担当しておられますが、私は小学校の先生だった頃に、1984年のロサンゼルスオリンピックの音楽を運動会に使わせていただきましたので、特にその大会の音楽はメロディーを歌えるほどに覚えているのでございます。

先程久しぶりに聞きましたけど、やはり感動します。

改めてジョン・ウィリアムズさんが作曲した音楽のリストを目にすると、本当にすごい数です。そしてその多くが大変有名です。

ジョン・ウィリアムズさんが作曲した音楽の中にはクラシック音楽のチェロやバイオリンの演奏家に度々演奏されている曲もありますよ。「シンドラーのリスト」とかね。


昨日90歳になられたジョン・ウィリアムズさんは、最も評価の高い作曲家の1人というだけでなく、映画の力のおかげで人類史上最も多くの人々がその音楽を耳にした作曲家ということですが、確かにその通りだろうと思いますね。

本当に偉大で、素晴らしい音楽をありがとうございますと申し上げたいんですけど、ふさわしい言葉が思いつきませんので、

スタンディング・オベーションを!


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2022年2月8日

ドバイに行くことになりました

突然ですが、来週ドバイに行くことになりました。

もう3年も前のことですが、ドバイ在住の義妹(うちの夫の妹)が2020年に40歳になるということで、節目の歳でもありますし、盛大な誕生日パーティーを計画したのです。

そのパーティーに是非参加して欲しいということで、彼女は兄と弟を招待しました。兄というのがうちの夫です。もちろん航空券も宿泊代も全て彼女が負担するということで。

いいなあ!いいなあ!私も行きたい!

私の分は自分で払うから私も一緒に行きたいと言ったところ、義妹は私も招待してくれたのでした。

私はねえ、一時期家族で住んでいた日本からオーストラリアに戻った2006年以来、「うつ」を患い、食べていけないような困窮を経験し、13年間どこにも旅行らしい旅行はしていませんでした。

私が旅行したのはたったの1回きり。ゴールドコーストに家族旅行したんですけど、あれも義妹からのプレゼントでした。ところが、私達家族と義妹の5人で旅行するはずが、誰も知らなかったんですけど義母が付いて来まして、ストレスがたまる旅行になったんです。

あのゴールドコースト旅行も10年前のことですよ。

うちの夫は仕事がらみのヨーロッパ旅行やオーストラリア大陸横断旅行や夫の父親主催の家族旅行などで、いろいろ行っているんですけど、私はずっと家にいて子供達の世話をして来たわけです。そんな私に義妹が同情してくれたというわけです。

とにかく、ドバイに行けることになって大喜びしたんですけど、なんと義妹はドバイ旅行だけではなく、私の長年の夢であるヨーロッパ旅行までプレゼントしてくれまして。それは、私の60歳の誕生日プレゼントということでもありました。

とにかく、私と夫は彼女の誕生日をドバイでお祝いした後、フランス・スイス・ドイツ・デンマーク・スウェーデンの5カ国を自動車旅行することになったのでした。

ところが…

新型コロナのパンデミックが始まって…

オーストラリアは鎖国状態に!

外国に渡航するには政府の許可が必要になり、たとえ許可がもらえて出国しても帰って来れるかどうか分からないというようなことになりまして。

ドバイもロックダウンになりましたから、義妹の誕生日パーティーもキャンセルになったし。誕生日は、ZOOMによるオンラインパーティーになったのですよ。

エミレーツ航空は、航空券の有効期限を延長してくれたのですが、航空券購入から3年になる今年、4月までに使わないと期限切れになってウン十万円分の航空券をドブに捨てることになるということが分かったのです。

それでね、オミクロン変異種の感染拡大は確かに心配なんですけど、せめてドバイにだけは行っておこうということになって、夫も有給休暇を取れることになりましたので、突然ですが1週間行って来ることになったのです。

たったの1週間です。ヨーロッパはさすがに今はまだ旅行は無理ですから、行くのはドバイだけです。ドバイでは義妹のアパートに泊めてもらいます。

出発72時間以内にPCR検査を受けないといけません。それで陰性を証明しないと飛行機には乗れません。夫も私もワクチンは3回接種していますから、ドバイ到着後の隔離はしなくてもいいらしいですが、感染したり濃厚接触者になれば話は違って来ます。

運が悪いと、せっかく行ってもアパートから出られないというようなことになる可能性があることは知っています。

帰って来るにも、PCR検査を受けないといけません。帰国後は3日間の隔離をしなくてはいけません。その後、簡易検査で陰性と分かれば夫は仕事に戻れるのです。

検査や帰国後の隔離のために、夫は2週間の有給休暇をもらいました。

行かなかったら航空券が無駄になるから行くという旅行ですけど、どうせ行くのなら楽しんで来たいです。どうなるでしょうか。


それにしても、ドバイとヨーロッパ間の航空券は使えそうにないんですよ。フランスもドイツも今は旅行ができる状況ではないですし、2月のヨーロッパは寒過ぎると夫は言いますし。

4月に期限切れになるまでにはまだ時間があるので、どこかに行けるものなら行きたいですけど、エミレーツ航空でメルボルンから行ける場所は限られていますし、夫はもう休めないでしょうし。

もったいない話なのです。

長年の夢がかなうはずだったんですよ、この航空券で


地図で見ると、本当にメルボルンというのは地球の果てという場所にありますよねえ。どこに行くにしても世界は遠いんですよ。

近いのはニュージーランドですが、ニュージーランドは厳しい入国規制を続けていますから、行くことは出来ません。

本当に新型コロナが恨めしいです。


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