昨日の記事で、うちの夫がクイーンズランドのモートン島で従弟がやっている牡蠣の養殖場の手伝いに行くことになっていたのに、突然行かないことになってガッカリしているという話を書きました。そして、気分が沈んでいても料理をした後の片付けはちゃんとやってもらいたいという話を書いたんですけど。
昨日の時点では私が知らなかったことがあったんです。
夫はモートン島に行かないことが決まった翌日の水曜日は仕事が休みで家にいましたが、一日中ほとんど喋りませんでした。ガッカリしているんだろうと私は思っていたんですが、今思えば手伝いに行かなくなっただけにしてはあまりにも元気がなかったのです。
昨日の朝はさらに元気がなくなっていて、夕方仕事から帰って来た時には明らかに様子がおかしかったです。昨日は、勤めているツールショップで売り上げが目標に達していないことを理由に会社から「書面による警告」をもらったそうです。夫の勤める会社では「書面による警告」を6ヶ月間に3回もらうとクビになります。
気持ちが沈んでいる時にそんなものをもらうと余計に気持ちが沈むのは当たり前ですけど、それにしてもあまりに元気がないので話を聞いてみると、実はもっと気持ちが沈むような出来事があったのでした。
牡蠣の養殖場の経営改善計画ですけど、経営改善のために必要な設備を導入することが決まったら、大学の先生でもある多忙な従弟に代わって島に常駐する運営責任者が必要なわけですよ。うちの夫は、それを自分がやりたかったのです。
勤めているツールショップを長期休職するか退職してでも行くつもりだったようですけど、従弟から夫の視力を理由に断られたんだそうです。うちの夫が遺伝性の黄斑変性「スターガルト病」で目が見えなくなって来ていることは度々話題にしていますけど、車の運転が出来ずボート免許の取得も出来ないうちの夫には運営を任せられないと言われたそうです。
夫の目のことは最初から分かっていたことですから、もっと早い段階ではっきり言ってくれていたら、夫もいろいろ期待したり夢見たりすることもなかったし、経営改善計画だってあそこまでのめり込んで取り組んだりもしなかったでしょう。
双極性障害のうちの夫はですね、最近は自分でも「躁状態」だと言っていましたが、毎日エネルギーに満ち溢れていて、養殖場の経営改善計画にのめり込むように取り組んで来たわけですけど、双極性障害っていうのは「躁状態」の後には「うつ状態」が来るのです。
気持ちが沈むような出来事がきっかけで「うつ状態」になってしまったことが度々ありました。薬のおかげで「躁状態」も「うつ状態」も極端にひどい状態にはなりませんけど、「うつ状態」になると仕事に行くのがつらくなりますから大変なのです。
2日間ほとんど喋らなかった夫ですが、今朝はこれまで私に教えてくれていなかった話もしてくれました。
今回手伝いに行かないことが急に決まった理由は、従弟の妹夫婦が手伝いに行くことになったからという理由でしたけど、妹夫婦が手伝いに行くという話は現時点では決まっていないことが別ルートから分かったそうです。
事業の出資者でもあるドバイ在住の義妹(夫の妹)が来ることは確かなんですが、義妹とパートナーの手伝いだけでは今回の大量の収穫作業は不可能なので、従弟がどうするつもりなのか誰も知りません。
私はね、従弟のメンタルヘルスも心配していますよ。大学の先生でもある従弟は養殖場とのかけ持ちで非常に多忙なわけですが、共同出資者かつ共同経営者だった奥さんとは現在離婚協議中なんだそうです。
養殖場は経営継続が困難なため売ろうとして来たわけですが、売れない状況が続いていますし、収穫作業をしないわけにもいかないし、従弟は身体的にも精神的にもすごいストレスを感じているはずです。
将来的にこの牡蠣養殖事業に夫が関わることは出来なくなりましたが、視力のことは私が繰り返し指摘して来た問題ですから、予測出来たことではあります。私は正直言って無理だと思っていました。
もしも、夫が作った経営改善計画も無駄になって、夫が夢描いていたことが何も起きないということになれば、さらにガッカリするでしょうね。たとえそうなっても、そのせいで「うつ状態」にならないように気持ちを入れ替えて、何か別のプロジェクトに取り組んで欲しいです。
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