IMDbを知らない人はあまりいないと思いますが、ちょっとだけ説明すると、IMDbというのは「インターネット・ムービー・データベース」(Internet Movie Database)というウェブサイトです。
映画、TV番組、それらのビデオ、オンラインのストリーミングコンテンツ、あるいはそうしたものに関わる人達に関連する情報を集めたデータベースです。
出演者や制作スタッフの経歴、映画や番組の概要、豆知識、評価、レビューなどが書いてありましてね、なかなか面白いのですよ。
IMDbのウェブサイトのフロントページの下の方に「Born Today」というコーナーがあり、この日が誕生日の人達(データーベースに含まれている人達)を紹介しています。当然リストは毎日変わります。
昨日の2月8日には、知っている人が何人か載っていました。
ジャック・レモンさん(1925年〜2001年)とかジェームス・ディーンさん(1931年〜1955年)とか。ジェームス・ディーンさんは、交通事故で若くしてお亡くなりになりましたけど、生きていらっしゃったら91歳ですね。
昨日90歳になられた方がお一人いらっしゃいました。作曲家のジョン・ウィリアムズさんです。
映画ファンでジョン・ウィリアムズさんのことを知らない人はいないだろうと思いますが、昨日は誕生日だということでABC放送のウェブサイトにジョン・ウィリアムズさんの業績を紹介する記事が載っていました。
ハリウッドの映画音楽作曲家としては、右に出る人がいないと書いてありました。
1970年代から90年代にかけて、スティーブン・スピルバーグやジョージ・ルーカスが制作した映画を中心に数多くの大ヒット映画の音楽を担当して天文学的なキャリアを築いた方であると紹介されていましたが、若い方はご存知でしょうか。
巨大なサメが登場する「ジョーズ」、説明の必要がない「スターウォーズ」「インディアナ・ジョーンズ」「スーパーマン」はシリーズ化されています。そして「未知との遭遇」や「ET」や「ジュラシック・パーク」などなど。
聞けばすぐにどの映画の音楽かが分かるほど有名な音楽ばかりです。
なんでも北米の興行成績トップ100の映画のうち5分の1はジョン・ウィリアムズさんが音楽を担当しているそうですよ。
上記の映画をよくご存知でない若い皆さんでも、「ホーム・アローン」や「ハリー・ポッター」シリーズはご存知でしょう。
ジョン・ウィリアムズさんはオリンピックの映画も担当しておられますが、私は小学校の先生だった頃に、1984年のロサンゼルスオリンピックの音楽を運動会に使わせていただきましたので、特にその大会の音楽はメロディーを歌えるほどに覚えているのでございます。
先程久しぶりに聞きましたけど、やはり感動します。
改めてジョン・ウィリアムズさんが作曲した音楽のリストを目にすると、本当にすごい数です。そしてその多くが大変有名です。
ジョン・ウィリアムズさんが作曲した音楽の中にはクラシック音楽のチェロやバイオリンの演奏家に度々演奏されている曲もありますよ。「シンドラーのリスト」とかね。
昨日90歳になられたジョン・ウィリアムズさんは、最も評価の高い作曲家の1人というだけでなく、映画の力のおかげで人類史上最も多くの人々がその音楽を耳にした作曲家ということですが、確かにその通りだろうと思いますね。
本当に偉大で、素晴らしい音楽をありがとうございますと申し上げたいんですけど、ふさわしい言葉が思いつきませんので、
スタンディング・オベーションを!
お帰りの前に1クリックを!
0 件のコメント:
コメントを投稿