2026年9月16日

恨みを持つ人との確執と勝利

水曜日は仕事が休みのうちの夫は、今朝は元気に献血をしに出かけて行きました。全血献血は12週間に一度しか出来ないんですが、血漿(けっしょう)献血には2週間おきに行っているんです。今日の献血は99回目、あと1回で100回達成です。

最近メンタルが不安定になっていた夫ですが、今朝はすっかり普通でした。好きなことをする時は誰だって気分が良くなりますけど、気分が良くなったのには、

別の理由があったのですよ!

うちの夫が、勤めているツールショップで店長を辞めさせられて以来、次々に責任のある仕事や役割を奪われて、ついにはお客に商品を売る仕事以外は一切何も出来ない状況になっていることは度々話題にしていますが。

これはね、夫の勤める店舗がある地域の運営責任者であるXさんという人の一存で行われて来たことなんですよ。Xさんは、うちの夫のことを嫌っているんです。以前、うちの夫の指摘によって退職に追い込まれた経緯があるんだそうで。

再雇用されたXさんは、店長だったうちの夫よりも上の立場の役職に就いたので、その立場と権力を使って恨みを持つうちの夫を辞めさせるために、嫌がらせをしているのは明らかなんです。

普通の人なら、夫のような状況に追い込まれたら転職するだろうと思いますけど、うちの夫は目が見えなくなって来ていますし、車の運転が出来ませんからね、転職は難しいわけです。この仕事を辞めるわけには行かないのですよ。

夫がなかなか辞めないので、Xさんは強制的に辞めさせることを考えているに違いないんです。辞めさせるには合法的な理由が必要ですからね、「6ヶ月間で3回文書による警告を出されたらクビになる」という会社の規則を使おうとしているんだと思うんです。

だから、どんな些細なことでも「文書による警告」の理由になりそうなことを見つけると、Xさんは本部に報告するんです。例えば、夫が腎臓を提供する手術を受けた後、医者から仕事に復帰しても良いという許可がまだ出ていないのにお店の様子を見に行った時にも、それを「規則に従っていない」と本部に報告し、夫は警告を受けました。

6ヶ月間に3回もの警告はなかなか出せるものではありませんが、つい先日夫は2回目の警告を受けたんですよ。1回目の警告は、若い新店長の誤解が原因だったのに夫はそのまま受け取っていました。先日の2回目は、売り上げが目標に達していないという理由でしたが、不況の現在そんな人はいっぱいいます。

しかし、2回目が出されたので、あと1回出されたらクビなんです。Xさんは理由を見つけたかったはずなんです。どんなに小さなミスでも見逃せません。そして火曜日の昨日、Xさんはうちの夫に3回目の警告を出す理由を見つけたのです。「業務を利用してお客に個人的に商品を売り、不正に利益を得た」という理由です。

これでもうクビ確定!

しかしね、実際の話はこういうことだったんですよ。


先日、お店にあるお客さんがやって来ました。両手が不自由なそのお客さんがやりたいと思っている作業のためには、ある道具が必要でした。その道具はお店で売っていたんですが、夫がよく話を聞いて確認したところ、その道具はお客さんが持っている物には使えないことが分かったそうです。

お客さんはガッカリしましたが、夫が調べると「ある小さなアダプター」を付ければ使うことが出来ると分かり、夫はアマゾンでそのアダプターを何個か買ったんだそうです。私の小指よりも小さなノズルのような金具で、値段も大した額ではありませんでした。

夫から連絡をもらったそのお客さんが、昨日お店にやって来ました。大変喜んで、買おうと思っていた道具をお店から購入しました。そして、夫が買ってくれた金具の代金として10ドルを渡そうとしました。夫はお金を受け取ることは遠慮しましたが、お客さんがどうしても受け取ってくれと言って譲らないので、10ドルはもらったんだそうです。

この時、偶然Xさんがお店に来ていて、一部始終を見ていたんですよ。お店には、誰のものか分からない小銭などをスタッフ皆んなで使う目的で貯める貯金箱のような瓶があるそうなんですが、Xさんが10ドルはその瓶に入れるべきだと言うので、夫はその10ドルをそれに入れたそうです。


以上が実際に起きたことです。

ところが、Xさんが「頼まれてもいないのにそんな金具を買った」と夫の行為を批判したので、夫と言い合いになったそうです。頼まれなくても、お客さんの助けになりたいと思うことのどこが悪いのか。結果的にお店は道具を売ったので利益を上げたわけだし、何の迷惑も損害もかけていないと夫は言います。

Xさんは、夫がお客さんから領収書も発行せずにお金を受け取ったことに気づきました。夫に3回目の警告を出す理由になります。Xさんは、うちの夫が「業務を利用してお客に個人的に商品を売り、領収書も発行せずにお金を受け取った」という本部への報告を書き始めたそうです。

ところが、実はですね、うちの夫はツールショップ会社の社長とはお互いをよく知る間柄で、直接メールや電話でやりとりし合う関係だったんですよ。Xさんに対する不満や反感を社長にいちいち直訴したりはしませんけど、昨日は「親切心からしたことで罰を受けることになった」とメッセージを送ったんだそうです。

すぐに返事があったので、電話で詳しい事情を説明したそうです。

いいですか皆さん、実際に起きたことは「業務を利用してお客に個人的に商品を売り、領収書も発行せずにお金を受け取った」と聞いて考えられる不正とは、

大違いなんですよ!

うちの夫が社長と話をした直後に、Xさんの携帯に誰かから電話がかかって来たそうです。Xさんの言葉遣いや話しぶりから、相手は社長本人だったと思われます。「はい... はい... はい…」声は次第に小さくなり、頭は下がって行って、電話が終わるとXさんは何も言わずそのまま帰って行ったそうです。

役職上の権力を持っているXさんが自分の勤務評価や労働環境を支配している状況では、うちの夫に勝ち目はありませんけど、今回のことは明らかにXさんが悪意を持って事実を曲げて報告しようとしたわけですからね、夫の勝ちで終わったようです。気分が良くなるわけですよ。

「アナタね、これではっきり分かったと思うけど、Xさんはアナタを辞めさせる次の理由を探すわよ。もうトロリー(手押し車)を蹴ったりしないでください!」
「はい、もう蹴りません。足の爪が割れて青あざが出来るのは、もうゴメンです」

昨日の記事「心配していたことが起きた」で書いた「ヤバいこと」というのは、他のスタッフが使っていたトロリー(手押し車)の音がうるさいと突然激昂した夫が、それを使っていたスタッフに大声で怒鳴り、使っていたトロリーを激しく蹴ったという出来事でした。

いやあ、これをXさんに目撃されていたら、3回目の「文書による警告」は避けられなかったでしょう。


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