日本語の単語がそのまま英語の単語になる場合はいろいろありますが、大抵はその単語に相当する英語の単語がないからです。
「過労死(Karōshi)」というのもその一つ。
「Overwork Death」と言いかえることはできるのですが、長時間の残業や休みなしの勤務を強いられることで死んでしまうなんて、労働者が保護されているはずの先進国では考えられないような日本の労働環境を表現するために使われます。
脳溢血とか心臓麻痺などによる突然死はもちろんのこと、近年では、うつ病などの精神的な病気を引き起こした結果の「過労自殺」が問題になっていますよね。
うちの夫は大丈夫なんだろうか…
と、時々思います。
今週はスタッフ不足の他店舗に行っているのですが、片道1時間以上かかりますので朝の6時には家を出ます。しかし、店舗は5時半には必ず閉まるので、いくらなんでも7時頃には帰宅しますから、休息は取れているはずです。
でもね、夫の勤務する会社は基本的に週休一日という雇用契約なので、徐々に疲れが溜まってくるわけですよ。もう若くはないんだし。健康じゃないし。
そして、やっとお休みだった昨日。
私が、朝、娘を駅に送って行って帰ったら、朝寝をしているだろうと思った夫は家にいませんでした。
どこに行ったんだ?
こういう時、Mac の「Find My Friend」という機能はスグレモノですよね。iPhone を携帯している夫の現在位置が正確に分かります。
こういう機能を持ったスマートフォンアプリはいろいろあるんですが、私の骨董品的 iPhone4 は古すぎて、そうしたアプリは入れられないの。
iMac に備わっている機能の「Find My Friend」で夫がいる場所をチェックすると、通常勤めている店舗の近くにいるじゃあありませんか。
仕事に行ったのか!
唯一の休日には身体を休めないと、「過労死」にはならないだろうけど、「うつ期」が始まってしまう可能性があるぞ。夫は双極性障害2型なのでね、心身が疲れ過ぎるとそれが心配なのです。
午後になって帰宅した夫は、ユニフォーム姿でした。休みの日にもちょっと仕事に行ってくるということはよくあるけど、ユニフォームを着て行くことはないんですよ。
今週は、スタッフ不足の他店舗に行っているため、通常勤めている店舗でやっておかなくてはいけない幾つかの仕事があったからそうですが、そういうのって休日出勤しなくちゃいけないんですかね。
帰宅するなり夜まで眠った夫。
クイーンズランドのリゾートアイランド「ハミルトン島」に家族旅行(私は行かなかった)にでかけた時も、最初のうちはビーチに行っても砂の上に寝転んで寝ていたというほど、とにかく睡眠が必要になるのです。
眠ったら回復するうちは良いけど、眠らずにはいられなくなってくるというのが夫の「うつ期」の症状ですから、寝るばっかりしている夫を見ると心配になるワタクシです。
ただし、オーストラリアでは、休日を取ろうと思えば取れますし、長時間残業や休みなしの勤務を強いられるなんてことはありえませんから、ぜひ一日休みをもらって休んでほしいものです。
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