2018年10月31日

ひきこもりとデオドラント

近頃すっかりひきこもり生活のうちの息子。デスクでフォトショップを駆使して絵を描いているのを見ることもほとんどなくなりまして、部屋に籠もりきりです。

就職がうまく行かず、自分の描画力にも自信を失ったのか、就職とかアルバイトの話題を避けております。そういう話題になると苦しくなるのだとか。

それは良くないよ…

それでもね、例の人間モルモット(新治療薬の臨床試験)のアルバイトに再挑戦することにだけは気持ちがつながっているようで、ダイエットにも成功して体重は12キロも落としたそうですし、ウォーキングやエクササイズもやって体力もついたそうで、先日血液検査も受けました。

次は肝臓の超音波検査を受けるんだそうです。

これで再び、肝臓が正常ではないということになって、人間モルモットにまたまた失格なんてことになったら、もう晩ご飯にも部屋から出てこなくなるんじゃあないかと、お母さんは心配です。

息子のことで心配なことは、実はもう一つありまして…

臭いがね
耐え難いというか
あんなに臭くちゃあ
他所様だって避けるだろうと。

もっと頻繁にシャワーを浴びるべきという話もありますが、若い男ならデオドラントくらい使えよと言い続けているんですが、使ってくれないんです。

と言いますのも、ハイスクールに入って臭くなってきた頃にスプレー式のデオドラントを買ってやったら、初めてそれを使ってみた時に、つい気になったんでしょう、こう顔を脇に近づけるようにしてあそこを見ながらスプレーを噴射したところデオドランドを吸い込んでしまい、激しく咳き込み、呼吸困難と喉の痛みでしばらく悶絶するという経験をしたんですよ。

たったの一度
初めて使ってみた時に…

それ以来、絶対に使おうとしません。スプレーだけじゃあなくて、固形のも液体のも。

しかし、暑くなった日など、しばらく部屋にこもっていた後に部屋から出てきた時など、鼻が曲がるほどの悪臭を放ちますからね。

男同士ということで、デオドラントの使用を息子に勧めてくれと夫に頼んでも、そういう個人的なことにいちいち口を挟む主義ではない夫は何も言ってくれないし。

そこで、

お母さんは、再び買ってきました。

昨日買ってきたのは、汗と臭いの両方に臨床的効果があるというレクソナ(Rexona)ブランドのデオドラントクリーム。これ以上に効きそうなのは見当たりませんでした。

今のところ、息子は興味の欠片も示しておりませんし、触った形跡もありません。



使ってよ!

オネガイシマス!


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