ここんとこ、寒い日が続いているメルボルンです。
暑いんじゃなかったの?
ええ、暑い日が続いたんですよ。でも風向きが変わりましてね、ここ数日は、朝なんて真冬並みの寒さなんです。気温4度とか。
寒くなると煮物とか温かいものが食べたくなりますね。
そこで、晩ご飯にシチューでも作るかと思ったわけですよ。ビーフシチューとかチキンのクリームシチューとかトマト煮込みとか、そういうのはよく作るけどめったに作らないのがラム肉のシチュー。ラム肉は夫の好物でもあるし。
そこで、ラムの肩肉の塊を買ってきました。お値段安めだけど硬い肉です。でもしっかり煮込むから大丈夫なんですよ。トロトロになりますから。
3時頃から仕込みを始めました。大きめに切り分けたラム肉からまず脂肪をできるだけ取り除きまして(何しろ夫は体重3桁だし)、しっかり塩コショウをしてからこんがりと茶色に焼き付けまして、それをトマトとニンニク・生姜・スパイスを混ぜた水で煮込みます。
途中で硬めの野菜を投入し、しばらくしてから柔らかめの野菜を投入し、さらに30分ほどコトコトと煮て、最後に塩コショウで味を整えて出来上がり。
マッシュポテトを添えたら夫は大喜びだろうなとは思ったけど、その頃には疲れちゃったからマッシュポテトはやめました。クスクスにしようと思ったらクスクスがなかったから、挽き割り小麦とでも言うべきブーグル(Bourghal)というのを添えることにしました。
ブーグル(Bourghal)はクスクスと同じく熱湯を加えてふやかすだけだから、簡単なのでね。
晩ご飯が出来上がりつつあった5時半前(我が家の晩ご飯は6時過ぎ)、夫から電話がありました。
「仕事が終わった後で、セバスチャンにツールを渡さなくちゃあいけないから少し遅くなる」とのことでした。他店舗に勤めるセバスチャンという人に、商品を渡さなくてはいけないというわけです。
どのくらい遅くなるのかわかりませんので、息子と娘は先に食べました。
さあて、いよいよですよ。(何がいよいよ?)
夫が帰宅したのは7時過ぎ。
「おかえりなさい!すぐ晩ご飯にする?」
「晩ご飯は食べてきた」
…
何?
晩ご飯は食べてきただと?
お分かりですね、ここで私のご機嫌がどうなったか…。
私は3時頃から夫のためにラム肉の煮込みを作って待っていたのですよ。少し遅くなるとは聞いたけど、晩ご飯を食べてくるとは聞いていない!
セバスチャンと食べてくるつもりだったのなら、そう言えよ!
さらに頑張ってマッシュポテトとか作らなくてよかったわよ!
ラム肉の煮込みを3時頃から頑張って作って待っていたことを夫に話すと、
「明日ランチに持っていくから無駄にはならない」
と言う夫。
明らかに突然私の機嫌が悪くなったことに、夫は気づきもしないのであった!
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