夕方、いつものように早めの晩ご飯を食べ終えて、いつものようにテレビの前に座って「ジェームズ・バルジャーちゃん殺害事件」のドキュメンタリーを見始めたうちの夫。
私はテレビから離れた椅子に座って編み物をしていたんですが、しばらくして夫が座っているソファーの辺りから、ブルブルブルブルと唇振動音が聞こえ始めました。
「何なの、そのブルブルは?お父さん寝てるの?」
一緒にそのドキュメンタリーを見ていた娘にたずねると、
「うん、寝てる…」
娘はそう言うと2階へ上がって行ってしまいました。
うちの夫がソファで寝始めたということは、これから轟音が響き始めるということを意味していますからね、テレビどころじゃあないんです。うるさくなる前に避難した娘の気持ち、分かる分かる!
(ドキュメンタリーも、非常に気が滅入る内容だったので、あれ以上見たくなくなったのかもしれないけど。)
…
ブルブルブルブル
ブルブルブルブル
さあ、この「ブルブル」が何時ガギグゲゴ系の轟音に変化するか?
耳を澄まして聞いていると、珍しいことにガギグゲゴ系の轟音は発生せず、パピプペポ系の音を出し始めました。
プルプルプルプル、プルプルプルプル
プルプルプルプル、プルプルプルプル
時々、
パッーーーァ!
というのが混じります。
これはね、ほら、プールで泳いでいて水面から顔を出した瞬間に「パッー」とやるでしょ?あれと同じです。ただし、息を吸い込んでいるんじゃなくて吐き出していますから、隣りに寝ていると風が吹いてくるのですよ。
とてもイヤな風です。
ポコポコポコポコ、ポコポコポコポコ
とか
パプパプパプパプ、パプパプパプパプ
などという不思議な音も出すもんだから、一体どうやってそんな音を出しているのかと思い、編み物を置いて夫を見に行くと、そういう不思議な音も唇を振動させるようにして出していました。
パピプペポ系は、ガギグゲゴ系に比べると音量的にはマシなのですがね、結構イライラさせられます。
こんなのを隣りで続けられたら、不眠症傾向の私は眠れるわけがないのです。おまけに、3桁体重の巨大熊みたいなのが時々寝返りを打つたびに、ソファはミシミシと音を立てて揺れているじゃないですか!
私が夫とは別の寝室で寝るようになってから2年ほどですがね、本当にもっと早くそうするべきだったと思うんです。
私の健康は大きく増進されました。だってね、夜中に眠れる場所を探して家の中をウロウロするとか、夫の顔を向こうへ押し退けるとか、耳栓をして寝るとか(耳の中に汗をかくから非常に不快)、睡眠不足で翌日フラフラとか、そういうのはもうないんですもの。
ほぼ毎晩ぐっすり寝ています。時々、睡眠導入薬の助けは借りますけどね。
「夫婦は同じ部屋で寝るもんだ」なんて言う人がいたら、こう言ってやりますよ。
同じ部屋で寝ることがどちらかの健康を損ねてもか?
健康に勝るものはありません。
良い睡眠は本当に大切です。
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