英国という国は世界屈指のユーモア大国で、そのユーモアに対する信念たるや筋金入り。ユーモアが英国の政治、社会、文化の発展に多大な影響を及ぼしたことは、その長い歴史において証明されているわけですけど、BBC 放送は「エイプリル・フールズ・デー」のためにこういう映像まで制作するんですからね。
NHK だったら考えられませんよ!
さて、我が家の「エイプリル・フールズ・デー」ですが、珍しいことが起きています。
現在私達家族が住んでいるこの家に引っ越してきたのは3年半前ですが、引っ越して早々色々なところが壊れました。
その一つは1階のトイレ兼バスルーム(洗濯室も兼用)のドアのロック。ネジ穴が緩んで取れちゃったんです。そのロックは、この家に住んでいた高身長家族用に、私には手が届かないドアの上の方についていたので、べつに取れてもそれはそれでよかったんです。
しかし、ドアにロックが掛けられないおトイレ兼バスルームは、非常にサスペンスがありまして、外を誰かが通る音や近づく足跡が聞こえると「ゴホッゴホッ」と咳払いしたり口笛など吹いたりと、それとなく「入っていますよ」サインを出す必要があるんです。
これは不便だということで、すぐに新しいロックを買ってきたのだけど、夫はいつになっても付けてくれない。その後、夫は「うつ」になったり「Netflix 中毒」になったりで、家の中の壊れたいろんな物(結構たくさんある)は、ずっと壊れたままになっているのです。
さて、「エイプリル・フールズ・デー」の今日、どうしたことか夫は、電動ドリルや各種道具をゴミ屋敷状態のガレージの何処かからか持ち出して来て(そんなものまで買っていたのか!)ドアに丸い穴を掘り始めました。
ロックをつけてくれているんです。
ロックを買ってから3年半かかりましたけど、トイレのドアにロックが付くとうれしいわあ!
実はね、夫は昨日から1週間の休暇を取っているんです。色々やることがたくさんあるんですって。そりゃあそうでしょうよ、壊れたままの物がたくさんありますからね。家の外も草は伸び放題、落ちてきたユーカリの木の皮や枝が溜まりまくっていますし。
ドアの次は、出し入れできなくなって久しい娘の洋服ダンスの引き出しを直すんですって。
かつては家具製作はもとより家まで自分で建てたうちの夫。本来の姿に戻った夫を見るのはうれしいです!
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