主に玄関、居間、キッチン、バスルームのリフォームだが、キッチンと居間を隔てる壁を取っ払ったり、セントラル冷房システムを入れて、壁の古いエアコンも取り除いて壁を作り替えるなど、リフォームというよりも大改築となってきている。キッチンは、すっかり新しくなることになった。
リフォームするエリア全体の床をフローリングにしたいということで、夫と友人は古いカーペットやタイル、そしてその下にあるクッション材や接着剤やセメントなどを何日もかけて取り除いた。
そうして、ついにむき出しになった床板をサンダーで滑らかに削った後、いよいよフローリング材を張ることになり、今日は、子供達と私も手伝いに行ってきました。
フローリング用の板は、一方の側面が複雑な形状の凸、他方の側面がまた複雑な形状の凹になっっていて、この凹凸を噛み合させて床を隙間なく覆っていけるようになっている。
床板張りは割と単純な作業であろうと想像していたが、それは甘かった。素人の私達にはそんなに簡単な作業ではなかったのだ。
まず、板の下に湿気予防のシートを真っ直ぐに敷くのだが、これは結構簡単だ。シートが敷けたら、その上に板と板の凹凸を噛み合わせて板を真っ直ぐに張っていく。板はカチッと噛み合ってくれるので真っ直ぐに張っているつもりなのだが、次第に歪みが出て来てしまう。わずか1ミリほどの歪みでも、その歪みのせいで板と板の間にわずかな隙間が生じてくるのだ。これを防ぐために、ひもを張って真っ直ぐ度をチェックしながら行わなければならない。
また、床にはセントラルヒーティング用の温風が吹き出す穴が開いていたり、薪ストーブがあったりするし、壁や柱の形に合わせて板をカットしなければならない。継ぎ目が1列に並んで目立ったりしないように継ぎ目を美しくずらしながら、板目の模様やわずかな色の違いなどにも気を使いながら並べていく。
次第に、複雑な板のカットは夫の仕事、板の長さを測ってカットするのは息子の仕事、板を並べてハンマーでたたき込みながら敷いていくのが娘と私の仕事、というふうに役割分担が決まっていった。
真新しい美しいフローリングの床はとても素敵だ。全ての床を張り終えるのには、もう1〜2日かかるだろう。
板をカットする息子のカイ |
板をたたいてはめ込んでいく娘のサチ |
新しく張替えた床 |
子供達は、仕事の合間に友人の犬の散歩を楽しみ、日当を50ドルずつもらい、夕食にBBQハンバーガーをいただいて帰って来た。腰の悪い私は、大して重くはない板ではあったが、あれを何度も運び、屈んで板をたたき込むような作業を1日続けたら困ったことになるぞ…と思っていたら案の定、今は普通に歩くことが困難なほどの腰痛だ。ああ…。
でもDIYの仕事は楽しいです。家のリフォームとか修理とか、大好きです!体がもっと強くて力があったら、こういう仕事がやりたいのにな…。
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