今日は、キリスト教由来の休日です。イースター連休の初日で、キリスト教を信じる皆さんにとっては、クリスマス以上に重要な日であるとも言われる「Good Friday グッド・フライデー」でございます。辞書をひくと「受難日」とか「聖金曜日」とか「復活祭前の金曜日」と書かれています。
イエスという名前のユダヤ人がローマ帝国の派遣したユダヤ総督によって磔刑に処せられた(らしい)という日がこの「Good Friday グッド・フライデー」なのです。
あまりにも歴史的な資料が無いに等しいので正確な事実は分かっていないのですけど、そのユダヤ人イエス(ユダヤではごく一般的な名前の一つ)という男が短期間ですけど布教していたという彼の新しい思想を広めようとしていた初期キリスト教の各教団の宣教文書によって、3日後に生き返ったというすごいことになっているわけですよ。生き返った日がイースターと呼ばれる復活祭。あさっての日曜日です。
このイエスというユダヤ人は、自分の考えを文字に記すことはなかったし、彼の直弟子たちの手によってその生涯が書き残されることも無かったんですが、宣教資料は福音書とも呼ばれて信頼性は限定的であるにもかかわらず、世界中で多くの人がこうしたイエスについての伝承話を信じていらっしゃるわけです。
ちなみに、この福音書と呼ばれる宣教文書は幾つもあって、それぞれ書かれていることが違っていたり、書かれたのがイエスが死んで100年もたっていたりするのですけど、それらのたくさんある宣教文書の中のたった4つだけが選ばれて本になり、新約聖書としてベストセラーになったというのは皆さんご存知ですよね。
それにしても、どうしてそんな大切なイエスさんが磔刑で殺された(と自分たちが信じている)日のことを「Good Friday グッド・フライデー」と呼ぶのでしょう?ぜんぜん Good グッドじゃないじゃん?はっきり言って Bad バッドじゃん?
毎年そう思っていたんですけど、新聞にそのことに関する記事がありました。そもそもこの「Good」というのは古い言葉の「Goode」が変化したもので、「Goode」とは「尊敬すべき、名誉な、聖なる」というような意味の言葉だそうです。つまり「Goode Friday」とは「聖金曜日」という意味だったのです。なんだそうだったのか。
オーストラリアにおけるイースターですが、あんまりキリスト教とは関係なくなっておりますようで、多くの人にとっては秋の連休とチョコレートの卵探しとイースターバニーと呼ばれるうさぎが活躍する日って感じです。「ホットクロスバン」と呼ばれる十字の飾りがついた甘いパンを食べるのも重要なことのようです。
私は、久しぶりに家の周りの掃除、草取り、落ち葉掃き、片付けを3時間程やっただけでもうヘトヘトです。この家の敷地は広すぎて、3時間やそこら頑張ってもきれいにならない!成果が目に見えない!達成感がない!
明日はお店が開くので、種や苗を買いに行く予定です。
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