仕事の話が続きます。
昨日、データベースのコンテンツを翻訳していた時に、翻訳した覚えがないフィールドにびっしりと日本語が入力されているのを見つけました。「このフィールド、私やったっけなあ...、覚えがないけど。まあいいか、もう翻訳ができているんなら次へ行こう!」と思ってそのフィールドを閉じた瞬間に目に入った文字がありました。
「肉屋の壁」
ちなみに私がやっているのは全て機械や電動工具関係の翻訳です。「肉屋の壁」という言葉がそこに存在することはありえないわけですよ。しかも「肉屋の壁」って一体何よ?
そこで、再びそのフィールドを開きまして、htmlのコードが混ざったその日本語を読んでいこうとしたんですがね、笑いました。
誰かが機械翻訳を使ったのでしょう。見た目は日本語、中身は全くデタラメのむちゃくちゃ。もちろん全部翻訳し直しました。そして、問題の「肉屋の壁」というのはですね、ある電動工具を使用して制作できる幾つかの木工サンプルの一つで「肉切り台 Butcher's Block 」というのがあって、それを機械が「肉屋の壁」と訳したらしいです。いやあ気づいて良かった。
そのデータベースのコンテンツ翻訳は中断したままですが、それ以外に4つの取扱説明書を抱える私は、朝から晩まで実は得意でもなんでもない機械や電動工具のことを考え続けて頭がパンクしそう。脳みそが急激に疲労していくのが分かります。
こういう時、「グーグル翻訳がもう少し実用可能なレベルだったらなあ」と思ってしまいます。いやいや、グーグル翻訳に限らず機械翻訳っていうのがもっと役に立つシロモノであったら...。
機械翻訳は、日本語の場合は使いものになりません。それでもどれほど使いものにならないのかちょっと興味があって久しぶりに使ってみました。もしかしたら進化しているかもしれないし。とりあえず、比較的文法的にも語彙的にも普通そうな文章を選んでペーストしてみたら、
うっわあ、だめだこりゃ。
ヒロコさん、機械翻訳が使いものにならないのは「肉屋の壁」で分かってたじゃないですか?
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