中年期の危機か

昨年のクリスマスイブに仕事を辞めてしまって以来、長い長い夏休みを満喫中の我が夫ですが、未だ就職活動を始める様子はありません。

１ヶ月ほどは毎日カウチポテト状態で、来る日も来る日も映画やTVドラマを見続けていたのですが、その後、突然ブッシュファイヤ（森林火災）に備えるための啓発運動とそれをビジネス化することに夢中になっておりました。現在は、家庭内暴力あるいは男性の配偶者やパートナーによる女性への暴力問題に取り組んでおります。

夫は、以前はロータリークラブ会員、現在はライオンズクラブ会員として、こうしたコミュニティーのための社会奉仕活動には昔から並々ならぬ情熱を持っておりまして、持ち前の行動力を活かしてこれまでに多くのことを成し遂げてきた人です。

しかしですねえ、いかんせん、こうした社会奉仕活動では食べていけないんですよ。

もうすぐ２ヶ月になろうかという夫の長い夏休みは、この調子では３ヶ月目に突入するのではないかと、私は不安です。

スズメの涙ほどの私の収入では、食べては行けても家賃や光熱費は払えませんからね。夫には一日も早く就職してもらいたいのですけど、全く危機感のようなものが見られません。

毎日、家庭内暴力問題への取り組みで人に会ったり、友達とお茶したり、昼寝三昧の日々です。まるで、ライオンズクラブの他の会員のおじいさん方のようなライフスタイル…。

夫は、きっと中年期の危機に面しているに違いない。これから自分がどんな仕事をしていきたいのか、模索中なのに違いない。今のこのブレイクは、彼にとって必要なのだ。焦らせてはいけない。我慢だ、我慢だ。夫だって、私達家族がこのまま路頭に迷うようなことにさせるはずがないじゃないか。信じるのだ！

でもね、最近ますます夜に眠れなくなっているのは、これが関係していると思うんですよ。

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