2016年2月6日

大至急の翻訳依頼は午後11時

その時、私はベッドに入っておりました。いつものように眠いのだけどなかなか寝付けなくてゴロゴロしておりましたら、ベッドサイドテーブルにおいてある iPhone が大きな音を立てました。

「しまったっ!オフにしておくのを忘れた」

でも、隣で大イビキをかいている夫は、その程度の大きな音では目など覚ましませんから大丈夫。

あわててサウンドをオフにしつつ、「また『♥セクシーなロシア女性はいかが♥』メールじゃなかろうな…」と思いつつメールをチェックいたしましたら、日頃翻訳の仕事をしている電動工具メーカーの会社からでした。

機械に貼り付けるラベルの翻訳を大至急にお願いしたいとのこと。「今日中にお願いしますって、もう夜の11時じゃん」と眠い目でぼやける画面を見つめて独り言…。まあ、その会社は英国にありますので、あちらはまだ昼だけど。

どうするかなあ。メルボルンはもう夜遅いと知っていてこれを送ってきているってことは、よほど切迫しているのに違いないのだから、こういう場合は無理を聞いてあげるほうが良いのだろう。

で、寝室のある2階から眠い目をこすりながら下りまして、仕事部屋へ。

翻訳を終え、メールでファイルを送り、再びベッドへ寝転んで、今度は本気で睡眠モードに突入した夜中、再び iPhone からメールの着信音が!

「あれっ!オフにしたはずなのに…」

何故かオフになっておりませんでした。

メールは、その会社の担当者からで、「ありがとう、感謝します、実はこんな夜遅くに頼んでも無理かと思っていました、そして本当にごめんなさい、失礼いたしました、でもありがたいです」という感謝のメール。

ちょっとだけ頑張った自分が、その会社のために役に立って、なんだか嬉しかった。だから、その後はよく眠れましたよ!

お帰りの前に1クリック を!



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