2025年9月8日

食べ過ぎの父の日

オーストラリアでは昨日の日曜日が「父の日」だったので、うちの娘が帰って来て息子と2人で晩ご飯を作りました。

誕生日もそうですが、我が家ではプレゼントを買って来たりせず、ご馳走を作るのが恒例です。メインは娘が作り、デザートを息子が作ることが多いです。

昨日のご馳走のメインは、うちの夫のリクエストでTボーンステーキでした。やっぱり肉なのですよ。しかも「ある程度の大きさがある肉を焼いたの」というのが、うちの夫にはご馳走なのです。

Tボーンステーキをよく知らない方のためにちょっと説明すると、名前が示すようにT字型の骨が含まれるステーキですが、赤身が美味しいサーロインと柔らかくてジューシーなフィレの2つの部位がT字型の骨を挟んで付いているんです。

娘はかなり分厚く切ってあるのを肉屋で買って来ていました。 1切れが500グラム以上あったと思いますよ。

これとオーブンで焼いたジャガイモと野菜がメインでした。うちの夫が最も好きなタイプのお料理です。

これを超早食いであっと驚くスピードで平らげた夫は、残ったT字型の骨に付いた肉も残さずかじり取って食べ、お皿に残ったのはツルツルの骨だけ。

お肉をこのように食べるのは義母(夫の母親)も同じです。骨がツルツルになるまで食べます。もちろんナイフとフォークなんかでは食べられませんから、骨を手に持ってかじりついて食べるのでございますよ。

うちの娘もこの技を受け継いでいて、骨がツルツルになるまで肉を全部食べるのですが、私はそういうことができません。うちの息子も出来ません。ですから、私と息子の骨にはまだ食べられるお肉がたくさん残っているわけで、夫と娘からは「もったいない〜」という批判が寄せられるわけです。

娘と私は1切れのステーキを分け合って食べましたが、それでも食べきれませんでした。息子も食べきれずに残しました。そういう大きさの肉をですね、あっという間に食べたうちの夫はすごいですよ。


デザートは、チョコレートラヴァケーキでした。「ラヴァ」(Lava)と言うのは「溶岩」という意味で、溶岩のようにドロリとしたチョコレート生地が中から流れ出すケーキのことです。

生焼けのケーキとも言えるんですけど、日本では「フォンダンショコラ」と呼ばれるようですね。

息子は熱々のケーキにバニラアイスクリームとイチゴを添えていました。

誰のレシピで作ったのか知りませんけど私には甘過ぎたし、お腹がいっぱいだったのでね、とてもじゃないけど全部は食べられませんでした。食べきれずに残したケーキに手を伸ばしたのは夫です。

私が食べ残したケーキは夫が食べました。一体どうやったらあれだけの量を食べられるのか。

夫は昨日も仕事でしたけど、帰って来てから晩ご飯が出来るまでの間、NetflixでTVドラマを観ながらビスケットとチーズを食べていたんですよ。

腹いっぱいになって大満足した夫は、8時半頃には寝てしまいました。

食べてすぐ寝ると牛になるぞ!


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