ドバイ旅行関連記事の最初は、ドバイ到着前の話。このブログは、日記的な意味合いもあるので、記録として書いておこうと思います。これから旅行を計画される方にも参考になる点があるかもしれません。
ドバイに限らず、現在オーストラリアから海外に渡航するのに必要な条件は、2つあります。1つはワクチンの接種を2回以上完了していること。もう1つはPCR検査の陰性証明です。PCR検査は、航空会社が認める検査場所で渡航時間の72時間以内に受ける必要があります。
以前は海外に渡航するには政府からの許可が必要でしたが、現在はその必要はありません。夫も私もワクチンは追加接種を含めて3回完了していますし、旅行2日前に受けたPCR検査で陰性でしたから、海外渡航の条件はクリアしていました。
ヴィクトリア州では、1月頃、PCR検査の結果が分かるのに数日もかかるような状況になっていましたけど、私達が午前中に受けた検査の結果は夕方には登録しておいた電話番号あるいはメールアドレスに送られて来ましたから、PCR検査遅延の問題は解決しているようです。
航空会社のチェックインの際に、パスポートとこの2つの証明書を見せる必要があります。帰って来る時はもう少し複雑ですが、それはまた別の記事で書くことにして。
我が家のプリンターは壊れたも同然で、これらの証明書を印刷できませんでしたので、私は証明書をPDFファイルでiPhoneに保存しておきました。
エミレーツ航空のチェックインは、この2つを見せれば簡単でした。
ところが、
出発直前まで荷物も詰めず、ずっと仕事をしていたうちの夫は、証明書のどちらもすぐに見せららるように準備していなかったんです。だからチェックインに時間がかかりましてね。
夫は、PDFにしても他のフォーマットにしても、iPhoneでダウンロードした書類をどこにどうやって保存してどう管理するのかを知らなかったのでございます。
ですからね、夫のチェックインが何とか終わった後、私はiPhoneで書類を保存する方法と管理の仕方を教えましたよ。
こういうことが苦手な方は、証明書は印刷しておく方が良いでしょう。
それから、航空券ですけど、オンラインで手配しましたので、私は紙の航空券無しでチェックインするのが初めてでした。何しろ16年間も旅行していなかったんですからね。どうやってチェックインするのか分からなかったんですけど。
私と同じように紙の航空券無しで旅行したことが無い方、心配はいりませんよ。パスポートを見せるだけです。全て航空会社のデータに入っているので、パスポート番号と名前で購入した航空券の情報はすぐに分かるようになっているのです。
今時はこんなに便利になっているのかと感心する反面、コンピューターシステムがダウンしたらチェックイン作業などできないのだなと脆弱性も感じた次第です。
チェックインは、家を出る前にオンラインでも行えるようになっていますよ。帰国時にはオンラインでチェックインしてから空港に向かいましたが、これもまた大変便利です。
出国
私が最後に国境を超える旅行をしたのは、家族と一緒に日本から帰国した2006年です。あれから16年も経っていますし、新型コロナのために空港での出入国の手続き方法が大きく変わっていました。
出入国の手続きが機械化されているのですよ。もう審査官にパスポートや必要書類を見せて顔をチェックされたり質問に答えたりパスポートにスタンプを押してもらったりというようなことはしないのです。
これにはびっくりしました。
出入国は、まるで駅の改札口のようです。機械にパスポートを入れて、機械が顔認証を行って、ゲートが開けば終わりなのです。
この時、ちゃんとパスポートを機械から取り出してからゲートを通りましょう。うちの夫はパスポートを取り忘れて出てしまい、係の人に迷惑をかけました。
手荷物の検査やセキュリティーのチェックも以前より機械化されていました。人と人が近づいて何かするということを極力無くしているのです。
私は数秒で終わりましたけど、夫はポケットがたくさんある仕事ズボンをはいていたので全身チェックされていました。
メルボルン空港
出国ゲートを出た後、お腹が空いて何か食べたかったのですけど、食事ができるような店は営業していませんでした。多くの店が空っぽでした。
出国ゲートの前には営業している店がいくつかありましたけど。
オーストラリアは2年間も鎖国状態でしたから仕方がないのですけど、国内旅行に続き海外旅行も規制が緩和されて、基本的にワクチン接種を完了していてPCR検査で陰性であれば自由に旅行できるようになりましたので、これから旅行客が増えれば活気が出て来るのでしょうけど、今はまだ大変さびしい状況です。
エミレーツ航空
私達が利用したのは、ドバイの航空会社エミレーツです。
3年近く前に義妹が購入してくれた航空券の有効期限が近づいたので急遽行くことになったドバイ旅行ですが、実はドバイからヨーロッパにも行くことになっていたので、航空券はドバイ経由のメルボルンとヨーロッパの往復券でした。
今回ドバイまで行くことしかできなかったので、ドバイとヨーロッパ間の航空券が無駄になると思っていたのですが、それは間違いでした。
手配していたドバイ経由のメルボルンとヨーロッパの往復券に支払った分の「金額」が使える有効期限が迫ったということなんだそうです。新型コロナのために航空運賃が高騰している今、支払い済みだった「金額」は今回ドバイまで往復するだけの運賃に足りなかったんですって。
ですから、うちの夫が数百ドルですけど不足分を支払ったそうです。航空会社やルートおよび渡航日によっては、航空運賃はかなり高額になっているようです。
ところで、
出発前に、うちの夫はお土産屋でカードを買いました。エミレーツの客室乗務員にメッセージを書くためのカードです。うちの夫はよくこういうことをするのです。今回は、新型コロナで大変な時期が続いている中で、トラブルを起こす乗客もいますしね、そういうい状況で働いているスタッフの皆さんへの感謝を書いたようです。
夫が書いたカードは、スタッフの皆さんを大いに感激させたようで、何人かのスタッフが私達の席にやって来られて大変感謝されました。
フェイスマスクは常時着用
フェイスマスクは、空港内および機内で常に着用する義務があります。ドバイでは屋外でもマスクの着用が義務ですから、私達はメルボルン空港に到着した夕方の6時過ぎからずっと付けっぱなしでした。
夜10時半にメルボルンを出発し、ドバイに到着して、空港から出て、義妹の車に乗り込むまで、約20時間ほどずっと付けていましたけど、なかなか苦しいものがありますよ。私は顔に汗が出ますしね。外したのは食事の時だけでした。
飛行機の客室のような密室状態で一人でも感染した人がいたら絶対に感染りますからね、不快でしたが我慢してマスクはずっと着け続けました。
メルボルンからドバイまでの直行便は、西オーストラリアのパースの上空を飛び、インド洋を横断してインドの南端をかすめるように飛んで、約13時間半でドバイに到着しました。
空席が多かったのに私達は3座席を3人でキツキツに座ったわけですが、3座席や4座席を独り占めしている人も多かったので、大変不公平だと感じた次第です。
私の席の近くに大声を出す子供がいたために眠れなくなり、機内で一睡もできずフラフラで到着したドバイのことは、次の記事で。
0 件のコメント:
コメントを投稿