ドバイ空港でチェックインしたのが木曜日の深夜12時頃で、すぐに日が変わって金曜日の夜中の3時にドバイを出ました。
13時間半後にメルボルンに到着しましたが、ドバイとメルボルンには7時間の時差があるので、到着は金曜日の夜中となり、金曜日まる一日かかって帰国したということになっちゃったのでございます。
帰国便は満席で、小さな子供さんを連れた家族も多く、中には泣きわめくお子さんもいて、その中にはキーキー声で叫び続ける男の子がいましたが、どう見ても普通の叫び方ではなかったですし、それがまた何時間も続くことから、おそらく自閉症か何かのコンディションがあるのだろうと思いました。ですから、その男の子を連れていた若いお母さんに同情しつつ、子供の泣き声は余り気にしないように努めました。
旅行の間、良く眠れた日が一日も無くて、睡眠不足が重なって帰国の日はもう限界に近づいてフラフラだった私は、帰国後に空港から家まで車を運転しなければいけませんでしたから、何としてでも飛行機の中で眠っておく必要がありました。
幸い、ヘッドフォンのおかげで子供の泣き叫ぶ声はあまり聞こえず、少し眠ることが出来ましたので運転が出来る程度には頭のフラフラは改善していました。真夜中でしたし、高速道路は空いていて運転は簡単だろうと思っていたんです。
ところが、
高速道路に入ってすぐ、制限速度が時速60キロになり、そのうち40キロになりました。
「なんで40キロで行かなくちゃあいけないのよお!」と文句を言いつつ、高速道路をノロノロ運転しておりましたら、見えてきたのが、
この先通行止め!
夜中に高速道路の工事をしていたんですよ。
仕方がないから下道に下りましたけど、行ったこともない知らない街のわけの分からない真っ暗な道路を、信号に引っかかりまくりながら帰って来たんです。
途中で、先日夫の有給休暇一日目に、会社のある人に会いに行くからと言うので送って行った時に運転した道路に出ましたから、そこからは道がわかって少しホッとしましたけど、時間がかかりました。
そして、そのルートで家に帰るには、林の中の舗装されていないグニャグニャ道を通らなければいけませんでした。そこを通らないと遠回りすることになるのです。
「ああ、こんな真夜中にあの道を通れば、カンガルーが出るかもしれない!」「どうかカンガルーが出ませんように!」
と言いながら車を走らせたんです。
だってね、夜中の田舎道でカンガルーに激突して車が壊れたり大怪我をしたりという事故は多いのです。うちの義弟もカンガルーにぶつかって車が壊れて新車を買う羽目になったんですから。
そうしたら貴方、
最初の丘を越えて、いよいよ林の中に入って行こうかという所で、暗闇の中、道路の真ん中に立っていたのは、
大きなカンガルーですよ!
「おる〜!」(岡山弁で「いる」という意味)
思ったとおりでした。やっぱりいました。
道路の真ん中に突っ立っていてなかなかどけてくれないので、低速でそろそろと近づきましたら左側へどいてくれました。ホッとして先に行こう速度を上げたところで、道路の右端にもう一頭いるのが見えました。
「来るなよ!」
車の中から叫ぶ私の声が聞こえたのか、今にも道路に跳んで入りそうな様子でしたが、入って来ませんでした。
「ああオーストラリアに帰ってきたなあ!」と、私達は叫んだのでございました。
ドバイ旅行のことは、明日からシリーズで書こうと思っています。写真も載せますので、また読みに来てくださいね。
時差の影響もあって眠いですし、まだ頭がフラフラなんですけど、今日の夕方、夫の会社のTさんが例の件で話をしに来るんだそうで、私は晩ご飯を作らないといけませんから寝ていられません。
冷蔵庫が空っぽなので買い物にも行かないといけないし。
先程新型コロナの抗体検査をしたら陰性だったので、3日間も隔離しなくても外出して良いそうですので、買い物に行ってきます。
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