近頃、メルボルンではイチゴが安いです。
スーパーでも八百屋でも、超お得価格で売られておりまして、「イチゴの季節なんだなあ」と思ったりするわけです。
メルボルンはまだまだ寒いのでイチゴの季節には早すぎる感じなのですけど、イチゴを栽培している農場はきっと暖かい北の方にあるのでしょう。
オーストラリアという国は、北部は一年中夏ですし温暖な地域が多いので、あらゆる野菜が年中食べられるのですけど、果物は一年中いつでも収穫可能というわけにはいきません。
山積みされて売られている特売のイチゴにちらりと目をやりつつ、いつも素通りしていたのですがね、ついに買ってみました。
真っ赤で美味しそうなイチゴです。2パックで3ドルは大変お買い得でした。
晩ご飯の後のデザートに食べる予定でしたが、あまりに美味しさそうだったので、家に帰って早速一つ食べてみました。
硬い!
酸っぱい!
味がない!
いやいや、味がないと言ったら嘘になるな。一応イチゴのような味はしましたよ。でも、酸っぱさに負けていて、ガリガリという食感はイチゴじゃない!
イチゴというのは、噛んだ時にじゅわっと甘い果汁が口の中に広がるはずなのでして、ガリガリと酸っぱさを耐えながら噛んでいくうちにほのかに感じる苺の味…というのは、
ダメじゃん!
もう一つ赤いのを切ってみると、中は真っ白で赤いのは表面だけ。食べてみると、やっぱりガリガリした食感で、とんでもなく酸っぱい。
「こんなんじゃあ、生で食べても美味しくないな」と思いましたので、そのパック分は砂糖を入れて煮てイチゴソースにしました。
イチゴソースにするくらいなら、冷凍のイチゴでいいのですよ。
ったくもう、
本当にがっかりさせられました!
イチゴソースが出来たので、もう一つのパックを使ってイチゴババロアを作りました。以前から、ウェブサイト用の写真を撮り直す必要があったので。
言っときますが、私のイチゴババロアは超簡単なんですよ。
ミルクに砂糖を入れて温めてゼラチンを溶かしたのに、イチゴをバーミックスでピューレ状にしたのを加え、とろみが付いてきたらバーミックスで泡立てたクリームを加えるという、ババロアとは呼べないようなデザートなんですけど。
ピューレ状にしたイチゴをミルクに加えたら、あまりの酸っぱさにミルクがコッテージチーズのように固まってしまいました。
仕方がないから、バーミックスで撹拌しましたがね。
これ、見た目は美味しそうですが、
あまりイチゴの味がしないババロアでした。色も薄すぎるし。
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