2012年7月1日

半年も過ぎてしまった…

皆さん、お久しぶりです。
ブログを休止してから半年も過ぎてしまいました。

おそらく多くの方はもうご存知のことと思いますが、昨年は本当に我が家の経済状態はどん底でして、先進国の一般的な家庭であれば考えられない程度にまで生活は困窮しておりました。

毎日どうやって食べていくかを悩むような生活をしながら、それでも前向きに生きようと必死の努力を続けていれば、無理が重なってどこかにしわ寄せが来るものです。私は「うつ」から回復し、何年も飲み続けていた薬もやめることができて、「さあ人生の再スタートよ!」というべき時期でしたので、そういうバッドタイミングで悪いことがおき続けると、まあ大変に辛いわけです。

夫はどうしていたんだ…という疑問をお持ちでしょうからちょっとだけ話すと、会社が倒産して莫大な借金を抱えていましたが、なんとか再出発を図ろうと努力していました。しかし、昨年の中旬には再出発の望みもすっかり無くなって、毎日ベッドで寝ているような状況に…。まあ、うつ状態ということですよね、彼も。

そうなるとですねえ、責任感のカタマリのような私は無理をしまくるわけです。ティーンエイジの子供もいるんだし…。

経済的な生活苦は非常に大きなストレスです。「うつ」から回復したばかりで、そのようなストレスに押しつぶされそうになりながら無理をし続けるとどうなってしまうかというとですねえ、「うつ」が再発するのですよ、当たり前だけど。

年末には、「これはかなりやばいよ」的な精神状態でしたが、それでも「強い母親」「頼りになる妻」「いざとなると驚異的に頑張れる」はずの私は、負けるわけにはいかなかったのですねえ。

そして、ある日、ポッキリ…と、小枝が折れるように、壊れてしまいました。もう、どうにも頑張れなくなりました。涙が止まらなくなったのでした、ああ…。

直ぐに、いつも見てもらっている家庭医のヒル先生のところに行き、びぃびぃしくしくおいおい…と、泣きながら事情を話しました。(医者も大変だぁ。) そして、以前飲んでいた薬を再び処方してもらいましたが、飲む量は以前の2倍!

薬が効き始めるまでの副作用が、実は大変なんです。私は3週間半もまるでゾンビのようでした。子供達が毎日家にいる夏休みの間中、ずっと暗い「ドヨーン」とした空気を撒き散らすのがはばかられるため、ベッドで寝ている私。

夫は友人の家のリフォームが終わってからは、仕事が無くてしょっちゅう家にいる。家にいる時はたいてい寝ている。ゾンビのようになって寝ている私の横で…。

夏休みですよ、子供達にとっては!

しかし、父も母も、薄暗くした部屋で寝ているんです、毎日毎日…。

どこにも連れて行ってもらえない。食べ物を買うお金にも苦労しているんだから、映画にすら行けない。いい天気の夏休み。ずっと、自分達の部屋にこもっていたサチとカイ。かわいそうでしたが、どうしようもなかった…。

(辛い話は明日も続く)


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