日本にいる頃、スキンケアはいつも資生堂を使っていた。岡山の田舎に住んでいても簡単に手に入るし、値段も手頃だからだ。
母が超敏感肌の持ち主で、私もその遺伝子を受け継いでいるためか、時々化粧水や乳液のせいで肌がかゆくなったりするので、いろいろ他のブランドを試してみるということも怖かったし...。
オーストラリアに住むようになっても、ずっとSHISEIDOのスキンケアを使っていたのだが、ある時、薬を買いに行った店で「Dr. LeWinn(ドクター・ルーウィン)」というブランドのハンドクリームを試したところ、その素晴らしさに感動し、早速そのハンドクリームを購入した。
そして、ハンドクリームがこれほど良いなら、他のスキンケア商品はどんなものなのだろうかと興味がわき、化粧水を試してみた。それがきっかけで、次々とDr. LeWinnのスキンケアを使うようになった。
しかし、今日皆さんにお勧めしたいスキンケアブランドというのは、このDr. LeWinnではない!
今年に入って、ますます生活が困窮し、本当に食べ物を買うのにも苦労していた頃、愛用していたDr. LeWinnのナイトクリームが底をついた。
このクリーム、90ドルくらいするのだ。買えるわけがないのである。
運悪く、ちょうどその頃、顔の下半分の肌がガサガサに粉を吹いたようになっていて、これはストレス性のものかもしれなかったけれど、保湿クリームが絶対必要だった。
「どうしようかなあ、Dr. LeWinnのクリームはとても買えないんだから、スーパーで安いクリームでも買うか...。いやいや、そんなものを買うゆとりなどないじゃないか...」
厳しい...。
生活に困窮しているっていうのは、ホント、その日その日の家族の食事をどうやって賄うか...というレベルなのだから、スキンケアのことなどあきらめるしかないのだ。
その時、ふと思ったのが、超敏感肌で、夏場のあせも&冬場のかゆーい乾燥性湿疹に悩まされ続けた娘のサチが、医者に勧められて使っている保湿ローションのこと。サチが、長年愛用しているあの保湿ローションを使ってみよう!と、思いついた。
それがこれ、QV SKIN LOTION (保湿ローション)!
娘のサチは、全身に使うので大きいボトルで買ってあった。これを、ガサガサしている顔に塗ってみた。
使い心地は、「こりゃ、私にはオイリーすぎかな...、なんかベトベトするなあ」と思っていたら、たちまち肌に吸い込まれて行ったような感じに変わり、すべすべ&さっぱりに!
「おおっ!これは、なかなか良いじゃないの!」
そして、その日の夜も、寝る前にこの保湿ローションを塗ってみたのだった。
さて、朝が来た。
私の顔のガサガサは消えていた。
その日以来、夜のスキンケアは、洗顔(またはシャワー)の後にこの保湿ローションだけ。これだけで、もうずっと肌のコンディションが良いからだ。
今では、自分用の小さめボトルも買って、いちいちサチのを借りることもなくなった。小さめのボトルで10ドルほどだった。最近、QVは、テレビコマーシャルを始めたようだから、値上がりしないことを望む。
一般の開業医だけでなく皮膚科の専門医も勧めるQVのスキンケア商品。もちろん、保湿ローションだけではない。保湿クリーム、石鹸、ウォッシュ、クレンザー、バスオイル、シャンプー、かかと用クリームといろいろそろっている。普通肌~敏感肌用、慢性乾燥肌用、湿疹や皮膚炎でダメージを受けている肌用と、コンディションに合わせてタイプも分かれる。
敏感肌用のスキンケアでしょ?と、決めつけないで、一度使ってみてはいかがでしょうか?
顔専用の「QV FACE」という商品も発売されたし、私は、現在、朝の洗顔後に使っているDr. LeWinnの化粧水と日焼け止め入り保湿ローションがなくなったら、「QV FACE」を使ってみようと思っている。
QVブランドのスキンケアに興味のある方は、QVのウェブサイトをご覧ください。
※QVは、1958年創業の「Ego Pharmaceuticals」というオーストラリアの会社のスキンケア・ブランドです。
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