子供達は、私の母を「おばあさん」、夫の母を「グラニー」と呼ぶ。
昨日30日は、グラニーの63歳の誕生日だった。
彼女は、今どきの言葉で「できちゃった婚」だった。18歳で妊娠し19歳で夫を産んだ。夫は、実際の年齢よりも年上に見えるので、この母息子は姉弟のようにも見える。
ほとんど毎日のように電話で話をする二人は、お互いの生活のこと(家族のことも含めて)、ゴシップ系の話題、今日の予定、健康問題、うれしかったこと、困っていること、まあ何でも良く知っている。私のことも彼女には筒抜けである。
以前は、これが気に触ってしようがなかった。なんでそこまで、いい歳の男が、毎日母親と話をしなければならないのか!なんでもかんでも教えるのか!と、うっとうしく思っていた。しかし、まあね、こうして親子がお互いにサポートし合える関係を続けていて、それで安心できて、お互いの生活の安定に助けになっているなら、どうぞおやりくださいと最近は思う。
実際、彼女は障害を持つ娘のことや自分の目の病気、離婚…と、様々な苦労を乗り越えて来た人だ。夫にしても、病気やビシネスの破綻と様々な苦労があったし…。二人ともそれぞれにパートナーがおり、たくさんの友人がいて、仲の良い妹弟もいるが、とことんサポートし合うこの母息子関係は、私には分からないほど強い特別なものなのであろう。
今年のグラニーの誕生日は、我が家で、私達家族とだけ一緒に、ささやかにお祝いすることになった。
お昼ご飯は、日本から持って来た焼き肉ホットプレートをみんなで囲んで焼き肉!テーブル場で料理しながら食べるという焼き肉や鍋料理は、オーストラリア人の家族や友人に大変人気がある。
そして、バースデーケーキは、シンプルに得意のスポンジケーキ!これを、娘のサチがデコレーションしてくれた。ケーキの中には、たっぷりのイチゴが入っています。
グラニー、お誕生日おめでとうございました。
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