最悪の選択とは、
クソ暑い日の炒め物!
昨日の朝は寒くてね、私は厚手のカーディガンを着ていたほどだったんですけど、お天気は快晴で気温はぐんぐん上がり、晩ご飯を作る頃には32度でした。
40度を超えることもあるメルボルンで32度なんて大した暑さではないですけど、何度も書いていますように現在住んでいる家のキッチンは西向きなので恐ろしい暑さになるんですよ。
西日が差し込み始めると、分厚いカーテンを全部締めて、シーリングファン(天井に付いている扇風機)をブンブン回しながら料理をするんですが、暑くなると分かっている日には出来るだけ火を使わない料理にするんですけど。
昨日はハイキングから戻って来たうちの娘がいたので、久しぶりに晩ご飯を4人分作らなきゃあいけなかったのに食材が乏しかった。霜取りを完了したばかりの冷凍庫はまだ空っぽでしたしね。
冷蔵庫にある物を見て、作れそうだったのは炒め物だったんです。
厚揚げがあったので、メインのおかずは「厚揚げとキャベツのごま味噌炒め」にしました。これは美味しいですよ。私のレシピの中でも人気があるレシピです。
厚揚げとキャベツ以外に冷蔵庫にあったのは、ブロッコリ、ナスが1個、紫キャベツ、ニンジン、トマトが2個、ネギ、卵がたくさん、そして牛肉が少し。これで何を作る?
すでに猛烈な暑さになりかけたキッチンで頭も回らず、炒め物を作ることにしたんですよ。つまり、炒め物を2つ作るということです。ガスコンロの前に立ち続けなくてはいけません。
何と愚かな選択だったかと自分を呪いながら炒めましたよ。首のところの髪の毛から汗が滴り落ちました。西向きの窓は分厚いカーテンを閉めていますが、西日で熱くなったカーテンからは熱が伝わって来ますからね、ちょっと野菜を洗う時も顔の前にはヒーターがあるという状況ですし。
家族は扇風機に当たりながら居間でテレビドラマをビンジウォッチングしていました。私一人が、このクソ暑いキッチンでこんな目に遭っているということに、だんだん腹が立って来ました。
しかし、炒め物を2品も作ると決めたのは、この私です。この料理を作ってくれと頼まれたわけでもなく、自分で作ろうと決めたんですから腹を立ててもしようがないんですけど、腹が立ってしようがなかった。
久しぶりに4人で食卓を囲んだのに、一人だけ大汗を流して機嫌が悪い私でした。
ところで、一昨日ハイキングに行ったうちの息子と娘のことなんですけど、やっぱりカセドラル山脈の尾根を歩いたらしいですよ。気温が低めだったとは言え快晴でしたからね、日陰のない山の尾根を歩くのは暑かったようです。
いろいろハプニングがあったそうですよ。
岩山を登っていてポケットに入れていた iPhone を落としたのは息子です。頑丈な手帳型ケースに入れていたおかげで奇跡的に無傷だったそうですが、ずっと一緒に行動していた息子と娘が別行動をしていた時に落としたのです。
息子はすぐに戻って来るはずだったのに、落とした iPhone を拾うために岩山を降りていましたからなかなか戻って来ませんでした。
心配になった娘は電話をしたそうですが、もちろん息子は電話に出ません。
何度電話をしても息子が出ないので心配になった娘は、息子の名前を大声で叫んだそうですよ。最近悪いニュースが続いていましたからね、ハイキング中に行方不明になった人とか、岩山から転落した人とか。
電話にも出ないし名前を叫んでも声が聞こえないということで、娘はちょっとパニックになったらしいですけど、笑い話で済んで良かったです。iPhone も無傷だったし。
5時間もハイキングして持参した水はすぐに無くなってしまったので、喉の乾きに苦しんだそうです。つまり息子は尿路結石の疑いがあるのに水分補給が出来なかったわけですけど、ハイキングを終えて車に戻ったらシートの下にまだ水が半分残ったペットボトルが転がっているのを見つけて二人で歓喜したそうです。
いろいろハプニング満載の楽しいハイキングだったようです。
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