2025年1月21日

薬のお届けとステーキ

昨日はうちの夫の忘れ物の多さについて書いたんですけど。

一昨日は、ズボンのベルトをし忘れて仕事に行って、息子にベルトを届けさせました。昨日は、朝出かける前にバタバタしたせいか、ランチを入れるバッグにランチを入れ忘れて、バッグだけ持って家を出ていました。気づいた私が玄関から叫んだので間に合ったんですけど。

ちなみに、バッグには着替えのポロシャツが入っていたので、空っぽではなかったんですよ。いくらなんでも、空っぽだったらランチを入れ忘れていることに気づくでしょうからね。

家を出る前にバタバタしたのは、薬が見つからなかったからです。

毎朝4種類(合計7錠)の薬を飲んでいるうちの夫は、薬の飲み忘れ防止のために1週間分の薬を1日分ずつ入れておける「薬ケース」を利用しているんですが、昨日の朝は新たに1週間分をケースに入れていたらしいです。そうしたら、1種類だけ薬が無くなっているから買って来てくれと言ったんです。

「今日の分はあったの?」
「いや、今日の分もなかった」

その薬は抗うつ薬で、私も15年近くも飲み続けた薬です。1日飲まなかったからと言ってすぐにうつ病が再発するわけじゃありませんが、私の場合は1日飲み忘れるとひどい目まいがしたものです。

薬屋が開店したらすぐに買いに行って、夫が勤めるツールショップに薬を届けることにしました。

夫が家を出てしばらくして、ふとダイニングテーブルの横にある黒いテーブルを見ました。お料理の写真撮影に私が使う小さなテーブルですが、最近夫の物置と化しているんですけど、そのテーブルのぐちゃぐちゃの中に見慣れた薬の箱が3つありました。

ここにあるじゃん!

おかしいと思ったんですよ。最近買ったばかりなのに無くなるというのが。物をいろいろな所に置きますからね、しょっちゅう何かが見つからなくて探しているんです。ホントに、なんでこんなに物を忘れたり失くしたりするんでしょうか。


とにかく、薬が見つかりましたのでツールショップに持って行きました。

お店の入口には直径が1メートルくらいある大きな扇風機が置いてあって、ブンブン回っていました。これはですね、外の涼しい空気を店内に入れていたんです。昨年から故障していると聞いていたエアコンは、まだ故障したままだったのですよ。

ここ数日、最高気温が35度くらいの日が続いているんですが、お店の中はさぞ暑いことでしょう。お客さんからは「お店が暑い!」と苦情が出ると言っていましたが、夫が勤めるツールショップは建物が古いので、先日大雨が降った時には滝のような雨漏りがして夫はずぶ濡れになって商品を動かしたそうですが、冬は暖房が効かないから寒くて、夏は冷房が効かないから暑い。

こういうお店で働いて、難しいお客に対応するのも店長の夫だし、苦労が尽きないわけですね。仕事から帰宅して不機嫌な日があるのも当然です。目が見えなくなって来ているのに、頑張って働いてくれてありがたいと思いましたので、昨夜は夫の好きな晩ご飯にしました。

夫の大好物は「肉を焼いたのと蒸し野菜」ですからね、何ヶ月ぶりかでステーキを焼いて、蒸し野菜(味付けなし)とサラダを作りました。ステーキを焼く匂いに興奮していました。

塩コショウしただけのステーキですよ。これに粒マスタードを付けて食べるのが好きなんですけど、「んんん〜んんん〜」と唸りながら目をつぶって食べていました。よっぽど美味しかったんでしょう。

ステーキを食べ終えた夫は、私にお礼を言いました。テーブルを離れる時にもお礼を言いました。油でギトギトになったガスコンロ周りを掃除しながら、私もちゃんと言葉にして夫にお礼を言えば良かったなと思いました。


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