2019年5月2日

新時代の幕開けとは

日本のニュースサイトは、このニュースばっかりですね。

平成から令和へ(と書こうにも「令和」と変換できないんですけど…)と元号が変わり、ヒロノミヤさんが新天皇になられて、日本はお祝いムード一色のようですが。

オーストラリアでもこのニュースは報じられましたけど、後継者が三人しかないという点(事実上は一人しかいない)すなわち女は天皇になれないという点がポイントでしたよ。

平成の天皇と皇后が国民から広く尊敬されていたことは確かでしょう。国民の象徴としての天皇の存在に意味は感じるし、皇室が存続することにも反対ではないけど、今のままでは自然消滅は目に見えているということを、皇室が存続してほしいのならですけど、日本国民はよく理解して、男しか天皇になれないという法律を変えなくちゃあいけません。

日本の国って、基本的に保守的中高年男性が舵をとっている国ですから、なかなか新しい変化というのが起きないですけどねね、外から見ていると本当にまあ相変わらず「違いを受け入れられない」「風習しきたりばかりを重んじる」「男尊女卑の」「周囲に同調することが美徳とされる」国ですね。

日本人をやめて良かったわ!

「日本国の長い歴史において、天皇は代々男系の男子が継承し続けてきたという事実を軽視してはならない」「そんなに簡単に女でもオッケーというわけにはいかぬ」とおっしゃる保守派の皆さんは、おそらく「婚姻というのは長い歴史において男女の間に認められてきた権利であるから同性間で婚姻を認めるわけにはいかぬ」とおっしゃるんでしょう。

あのねえ、

日本国の長い歴史において、女には男と同等の権利が認められていなかったこと、そして女に基本的な人権がなかった頃に始まった習慣やそうした時代に培われたしきたりや、男によって男社会のために作られた法律もいっぱいあるんだということを忘れちゃあいけませんよ。

こういう私も知らなかったんですけど、過去400年間の歴代天皇の出生を調べてみると、側室の子供ではなかった天皇は江戸時代の一人と、昭和天皇、平成天皇の三人だけなんですって?

それはホントか!

やっぱりそういうものなのよ。健康な男子に後を継がせるためには、奥さん一人じゃあ上手くいかないんですってば。

皇位継承は、皇統に属する男系の男子に固執したい保守派の皆さんは、秋篠宮さんに息子が生まれて一安心されています。後はその息子のヒサヒト君が無事に成長して多産系の女性と結婚し、いっぱい男子を生んでくれることを祈るだけということですけど。

そんなプレッシャーを承知の上でヒサヒト君と進んで結婚する「優秀で健康で家柄がよろしくて多産系の女性」がいればいいですけどね。

ヒサヒト君しかいなくなるとそれはあまりにもリスキーなので、皇族の血筋を持つ一般人男子を皇籍に復帰させるという案もあるそうですが、見も知らずの一般人を国の象徴として国民が尊敬申し上げる事ができるかと言うと、それは無理じゃないの?

ということで、

お祝いムードが一段落したら早くこの一番肝心な問題を話し合い、女でも天皇になれる国に変わってもらいたいですね。私は、ヒサヒト君よりも愛子ちゃんが次の天皇になることを希望します。そうなってこそ、新時代の幕開けじゃないの?


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