早速この「鶏肉の団子」の作り方をたずねられたので教えてあげた。料理好きの彼女は、作り方やおよその分量を頭の中で想像ができるから、私の話をフンフンと聞いていたが、紙にメモしたりはしない。
後日、聞いた所では、彼女は私に教わった「鶏肉の団子」を洋風のチキンストックでゆでてスープにし、塩こしょうで味付けして、うどんを入れて煮込んでヌードルスープとして食べたそうだ。家族に大好評であったと自慢していた。
だしで煮込んでみりんと醤油で味付けたオリジナルは、このようにオーストラリア風に変身したわけだ。
先日は、和風のデザートの話になった。食後にデザートを食べる伝統文化がない我々日本人は、何か和風のデザートを教えろとリクエストされるといつも困る。
和風の甘いものは、あんこを使用することが多いが、あんこは多くのオーストラリア人が美味しいと思う食べ物ではない。はっきり言ってあんこは好まれない。作るのに手間がかかるものはダメだし…。きな粉や黒ごま系も不人気であったし…。
そこで、抹茶味のカップケーキというのを作ったみた。いつものプレーンカップケーキレシピからバニラを省き、抹茶を入れてみた。大さじ2杯ほどで良い色になった。
作りながらこの抹茶の臭いがオーストラリア人達にはどうなんだろう…と不安を感じたのだが、焼き上がったカップケーキでは抹茶の臭いは気にならなかった。
「どうしたのこれは!」と緑のカップケーキを見て仰天していた夫だが、「これおいしいな!」と好評。
娘のサチは、一口食べて「これは大人向けだな…」と、苦味がやや気になる様子。
野菜嫌いでちょっとでも変わったものは食べてみようとしない息子のカイは、カップケーキに近寄りもしない。(なんとか食べさせたい!)
カップケーキにはやはりデコレーションも大切。クリームかフロスティングを塗りたい。ケーキの味を見て「この味にはホワイトチョコレートが合うだろう」と思ったので、ホワイトチョコレートクリームに抹茶で色をつけてみました。
美味しかったです!
中にあんこを入れるとか甘納豆をトッピングするとかした方が私は好みだが、オーストラリア人の友人達には、これなら喜ばれると思う。
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