2026年3月1日

ありがとうハンツマン

オーストラリアには、「ハンツマン」(狩人)と呼ばれる動きの速い蜘蛛がいます。以前私達が住んでいた山の中の家にはハンツマンがたくさん住んでいて、「ハンツマン屋敷」と呼んでいたほどでした。

ハンツマン以外にもいろいろな種類の蜘蛛がいましたけど、見た目が一番恐ろしいのがハンツマンです。タランチュラ並みの巨大なやつもいるんですから、蜘蛛恐怖症のうちの息子には「恐怖の家」だったんですよ。


見た目は恐ろしくても、ハンツマンには毒は無いし、何も悪いことをしないどころかゴキブリの小さいやつとか害虫を捕まえて食べてくれるんですから、放っておけばいいんですけど、蜘蛛恐怖症の息子が騒ぐので、私か娘かが大きめの容器を使って捕まえて外に逃がしてやったものです。

このブログを探せば、「巨大蜘蛛ハンツマン狂騒曲」とか「クモが怖い男」とか、ハンツマンがらみのエピソードがいろいろ見つけられますよ。

確かに、大きいハンツマンが壁をシュルシュルっと素早く動くのを見ると、怖い人には怖いだろうと思います。捕まえようとしてモタモタしていると飛びかかって来たりしますから、苦手な人には捕まえるなんて怖くて出来ないでしょうし。

さて…

2年半前に引っ越し来た今住んでいる家では、これまでハンツマンを見たことはありませんでした。ゴキブリは時々出るので、ゴキブリも苦手な息子は気にしていますが、ハンツマンが出ないのは助かっただろうと思っていたんですけど、

ついに出たんですよ!

水曜日のことですが、仕事部屋の壁にいたんです。それほど大きなやつではありませんでした。天井近くにいたので手が届きませんから、そのままにしていたら、いつの間にかいなくなっていました。

捕まえる必要はないんですし、もちろん殺したりしちゃあいけませんし、気にしなくてもいいんですけど、ハンツマンがいると分かるとうちの息子が穏やかに暮らせないだろうと思うので、手が届く場所に降りてきたら捕まえて外に逃がしてやるつもりでした。

どこかに行ってしまったハンツマンですが、実はどこにいるかをずっと把握していた人がいたんです。もちろん息子です。気になるもんだから、居場所を確認し続けていたらしいです。

息子の話によると、仕事部屋とその隣りのダイニングルームと居間の壁のこっち側やあっち側を移動していたそうです。いつ見ても天井に近いところでじっとしていたそうです。

そんな昨日のこと。

仕事から帰って来た息子が「ハンツマンがいる」と指差すので上を見ると、私のデスクの近くにいたんですよ。


たった2〜3日で大きくなったように見えました。足が太くなったように見えました。「そんなに急に大きくなるはずがない!」と思って、近寄ってよく見たら…

そういうことか!

蜘蛛の巣だらけになっていたんですよ。天井の近くには私の目には見えないような薄いふわふわの蜘蛛の巣があったんでしょう。そういう場所ばかり移動しているうちに、蜘蛛の巣を長い足で巻き取ってしまったようです。


掃除をしてくれてありがとうございます!


ちなみに、ハンツマンはエサを捕まえるのに巣を張ったりしません。ハンツマンは、スピードが武器なんです。じっと待ち伏せしていて、獲物が近くに来ると突然すごいスピードで襲いかかって捕まえます。

蜘蛛が嫌いな人には、その素早い動きが恐ろしいのでしょうけど、私なんて「すごい!」と感心しちゃいますよ。

ところで、このハンツマンですが、昨日は一日中同じ場所にいたので、巻き付いた蜘蛛の巣で足が動かなくなっているんじゃあないかと心配したんですが、今朝はその場所からいなくなっていました。

居間にもダイニングルームにもキッチンにもいません。どこに行ってしまったんでしょうか。

息子には心配なことでしょう。


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