近頃は朝の7時過ぎでもまだ薄暗いです。夏時間が終わるのは4月5日、早く終わって欲しいです。
メルボルンは今は秋ですが、現在暑さが戻って来ていて、昨日は気温が30度を超えました。木曜日からまた涼しくなるようです。
さて…
今週の話題は、私的には何と言ってもNHKの朝ドラ「ばけばけ」が最終週であることです。こんなに毎日楽しみに見続けた朝ドラは初めてでしたから、終わるのは寂しいです。
朝ドラって、学生だった頃や勤めていた頃には見る機会がなかったですし、1993年にオーストラリアに来てからはもちろん見る機会がなかったわけですが、「ばけばけ」は昨年私が一時帰国していた頃に放送していたので観初めたのです。
テクノロジーの進歩のおかげで、昨今はこうしたTVドラマを視聴する方法がいろいろありますので、私はメルボルンに戻ってからも観続けることが出来ました。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)とその妻であったセツさんの史実を元にしたドラマですから、今週どういう事が起きるのかは知っているわけですけど、それをどういうふうに描くのか楽しみにしています。
これまで、どうでもいいようなエピソードに時間をかけ、肝心の怪談執筆エピソードは随分はしょって15分間で見せてしまいまして、ちょっとガッカリしたんですが、それも理解は出来るんですよ。
主人公達の人生を描いているドラマですからね、怪談執筆は確かに有名な話ではあるけど、彼等にとっては人生のごく一部だったわけですから。
「ばけばけ」は、明治という時代を生きた名もなき人々の物語とされています。苦難の末に偉業を成し遂げた人の話ではありません。
悲しい場面はありましたが、このドラマには「いじめ」とか「差別」とか見ていて不快になるような場面がほとんどなくて、つらいことが起きても常に家族が寄り添い続け、重苦しい空気にならなかったのが良かったです。
主人公のおトキちゃんとヘブンさんは、それぞれ恨めしいことがいっぱいの人生を生きて来ましたが、松江の町で出会って幸せを得ました。苦労は続きましたけど、いつでも愛情にあふれた家族や友達が寄り添い、「ああよかった」という展開になりました。
登場人物の一人である錦織さんは、偉大なことを成し遂げる能力に恵まれていながら、いろいろな事情から不遇な短い人生になってしまいます。それでも、最後には「いいこともあった」と微笑むことが出来ました。
「ばけばけ」を見続けたのは、「人生いろいろつらいことや恨めしいことは起きるけど、素晴らしいこともある」という肯定的な物語だったからだろうと思います。
あと5日で終りです。最後まで見届けたいと思います。
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