2025年2月26日

持っているだけで安心する薬

月曜日に睡眠薬「ゾルピデム」の処方箋をもらいに行き、1箱買って帰りました。1箱に10錠しか入っていませんが、私は1回に半錠服用しますので20回分です。

この日の夜も、ベッドに横になってから2時間経っても寝付けなかったので「ゾルピデム」を飲みました。あっという間に入眠したけど、3時間後に目が覚めて、「ちぇっ、もっと眠りたかったのに!」と思ったらまたすぐ眠って、4時過ぎに目が覚めました。

その後はもう眠れなかったけど、かなりまとまった睡眠が取れました。

薬で眠った日の朝は頭がフラフラしますが、睡眠不足のフラフラよりはマシです。火曜日は領事館に行ったり、いろいろすることがあったので助かりました。

それにしても、「ゾルピデム」がバスルームの戸棚にあると分かっているだけで、何だか大きな安心感があります。「もしもの時には、あれを飲めば眠れるんだ」という安心感です。

こういうのって大きいですよ。

以前、うちの夫がパニック障害で苦しんでいた頃、バリウムという精神安定剤を常に持ち歩いていました。実際に使ったことは無かったと思いますが、あれも「最悪の時には、これを飲めばなんとかなる」という安心感が大きかったと思います。

私の「ゾルピデム」は、前回処方してもらってから5ヶ月経っていました。5ヶ月の間に20回使ったということは1ヶ月あたり4回使ったという計算ですから、この頻度なら薬への耐性や依存は出来ないと思います。

注意しているんですよ。本当に必要な時だけ頼る薬です。


ところで、ついでの話なんですけど…

うちの夫が持ち歩いていたバリウムですがね、私は不思議だったんですよ。バリウムと言えば、胃のX線検査の時に飲まされるあの白いドロドロした液体ですが、夫が持っていたのは小さな錠剤でした。

どうしてバリウムが精神安定剤として使えるのか、私は不思議でたまらなかったんです。だいぶ後になってから、その2つは名前は似ているけど全く別の物だということを知りました。

X線検査で飲まされる白い液体は「バリウム」(Barium)で、「バ」はB、「リ」はRの発音です。硫酸バリウムという造影剤です。

一方、精神安定剤の方は「ヴァリウム」(Valium)で、「ヴァ」はV、「リ」はLの発音なんです。と言われても、「バリウム」と同じように聞こえるんですけど。

これは、ジアゼパム(Diazepam)という薬の商品名なんですって。抗不安薬とか催眠鎮静薬として用いられます。

X線検査で飲まされる造影剤を固めて錠剤にしたやつではなかったのでございますよ。そんなわけ無いですよねえ。


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2 件のコメント:

  1. 突然失礼します。
    いつもブログを楽しみにしています。お料理のレシピもよく参考にさせてもらっていて、有り難いです。
    私も昔は睡眠には悩まされていたのですが、10年くらい前から毎日歩き始めたら、かなり解消されました。それと、コロナの頃から家でYouTubeを見ながら、寝る前にヨガをしています。眠りに効果のあるヨガもたくさんあって、なかなか良いですよ。
    今、まだ暑いので日中は歩きませんが、早朝や夕方に歩くのは本当に気分爽快ですよ〜。

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    1. コメントありがとうございます。私は歩くのは退屈で好きではなかったんですけど、最近は出来るだけスーパーに歩いて行くようにしています。同じ道でもいろいろ発見がありますね。花が咲いていたり、木の葉の色が変わったて来たり、先日はきれいな飛行機雲を見ました。睡眠に効果のあるヨガ、早速調べてみました。いろいろありますね。少しでも睡眠を改善する可能性があるやってみない理由はありません。やってみます。教えてくださってありがとうございました。

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