2025年2月21日

ウェイクアップ・コール

「ウェイクアップ・コール」とは、近い将来の危険や問題に気づかせる出来事という意味です。

昨日は、そういう出来事がありました。

現在一時帰国しているドバイ在住の義妹(夫の妹)のパートナーが、昨日メルボルンにやって来ました。晩ご飯をどこかで一緒に食べようということになったので、韓国料理店に焼き肉を食べに行ったんです。

そうしたら、義母(夫の母親)のパートナーが病院に運ばれたというニュースがありまして。

パートナーといつも書いていますが、義母がうちの夫の父親と離婚した後、かれこれ20年以上も一緒に暮らしている人ですから、事実婚の夫と言った方が正しいです。

町の小さな病院ではなくて、家から1時間もかかる大きい病院に救急車で運ばれたと聞きましたので、家族は非常に心配しました。

血圧が低下して吐き気がしたということでしたが、心臓発作で病院に運ばれたことが何度かありますから、今回も心臓の問題だろうと思います。

幸い深刻な状態にはならず、家に帰ったそうです。オーストラリアの公立病院では、病院にいなければならない理由がなければ家に帰されますからね、家で休養してくださいということなのでしょう。

回復することを家族皆んなが祈っています。


ウェイクアップ・コールだったのは、このパートナーが急に亡くなるとか、身体が弱って通常の活動が出来なくなったらどうするかということについて、家族の間で話し合えていないことに気づいたからです。

義母は黄斑変性で目が見えなくなっていますので、パートナーの助けがないと暮らして行けません。一人では日々の暮らしが不可能ですが、もっと大きな問題もあるのです。

家の敷地が非常に広いので、草刈りだけでも大変なんですけど、義母の家には牧場もあるのですよ。以前は趣味で牛を飼っていました。現在は飼っていませんが、牧場はメンテナンスをしないわけには行かないんです。

大きな作業小屋や物置がありますから周囲の草刈りが必要ですし、牧草刈りも定期的にしなくてはいけませんし、牧場には小さなダムもあるのでその管理もあります。

同じ敷地内に義弟家族が住んでいますが、義弟にはそういうことが出来ません。うちの夫はそういうことが得意ですが、目が見えなくなって来ていますから出来ることに限界があります。

義母もパートナーもまだ70代ですけど、心臓発作というのはある日突然起きるわけで、命が助からない場合も多いですからね。もしもの時にはどうするのか、うちの夫と義妹弟は話し合っておく必要がありますよ。

明日の土曜日には、うちの娘の大学院卒業と就職のお祝いを兼ねて、家族が義母の家に集まることになっていたんですが、中止せざるを得ないでしょう。

義母は目が見えないことを除けば大変元気なんですが、もしもの時のことは話し合っておく必要があります。こういう話題は話しにくいと感じる人もいるでしょうけどね、誰もいつかは歳を取り、いつかは死ぬんですから必要なことだと私は思います。


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