私は、この義足のランナー、オスカー・ピストリウス選手をひそかに応援していたのだ。いつだったか、TVで彼のドキュメンタリー番組を見て感心したのだ。
障害者でありながらオリンピックで世界のトップアスリートと競うなんて、大したもんだと!
だから、彼が恋人を泥棒と間違えて射殺してしまって逮捕されたと聞いたときには、「なんかヘン」とは感じつつ、悲劇に巻き込まれたピストリウス選手を気の毒に思ったほどなのだ。
しかし、昨晩、BBCのニュースサイトでこの記事を読んで、どうしたってピストリウス選手の話を信じることは不可能であると確信した。
まず、BBCのサイトから無断でコピーしたこの写真を見よ!事件のあったバスルームの間取り図である。このイラストは、ピストリウス選手が住むマンションの設計図をもとにして描かれていると思われる。
これを見て驚いたのだが、バスルームって、これオンスイートと呼ばれる寝室にくっついてるやつですよ!ベッドルームからしか入れないようになっているじゃないの!
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警察が発表している口論する声や銃声や叫び声を聞いたという人々の証言は、信頼できないと考えて無視しよう。現場の物的証拠も、警察のでっちあげと考えてみよう。ピストリウス選手の証言だけを検証してみる。
夜中に目が覚めて、彼は義足をつけていない足でバルコニーへ出ようとした。するとバスルームから物音がする。泥棒だと思って、いつもベッドの下に隠しているピストルを取り出し、バスルームに行き、鍵がかかっていたトイレのドア越しに4発発砲した。そしてベッドルームに戻ったら、恋人がベッドにいないことに気づいた。そこで、今度は義足をつけてバスルームに戻り、クリケットのバットで鍵がかかっていたトイレのドアを打ち破った。トイレの中にいたのは、泥棒ではなく恋人だった。彼女を1階に運び下ろして、マンションを警備しているマネージャーに電話をした。
こんな話を信じられる人がいるのか?
夜中に目が覚めて、トイレから物音がしたら、普通一緒に寝ている恋人がトイレに行っていると思うんじゃないの?
拳銃を発砲しようかというような危機的状況で、恋人を起こさなかったわけ?
トイレの中に鍵をかけて潜んでいる泥棒に、「誰かいるのか!」とか「誰だ!」とか声をかけなかったの?
ああ...。
彼が禁止薬物をやっていて、その副作用のパラノイヤか激高のせいだったとしたら、理解できないこともないけどな...。
カール・ルイスにも失望させられたけど、ピストリウス...信じられん!
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