2013年2月18日

悟りの境地にも限界があった

我が家には三人の「片付けられない人たち」がいるという話は以前に書いた。

しかしですね、彼らは本当は「片付けられない人たち」じゃなくて「片付けない人たち」なんですよ。怠惰なんです。なまけ者なんです。

家の中は、すぐにブタ小屋かゴミ屋敷状態になる。そういう散らかった家は汚れやホコリもたまる。私は、そんな家で生活したくない。

でも、奴隷のように彼らの尻拭いをするのは、もうごめんだ。だから、ガミガミ言ったり、お願いだから片付けてくださいと頼んでみても、彼らはほとんど無視であるから、私もほぼあきらめの境地であった。

しかし、あきらめの境地は「悟りの境地」...じゃあなかったわ!

いくらなんでも、私だってキレル!

玄関には相変わらず脱いだままの靴が何足も転がり、玄関の外も中も夫の持ち物がところ狭しと置かれたまま。居間兼オフィスは、片付いているのは私のデスクスペースのみ。夫のデスクまわりは文字通りのゴミ屋敷。コーヒーテーブルの上には、隙間なくいろんなものが置かれたまま!クリスマス前から置かれたままのものだってあるのだ。キッチンには、夏休みが終わって以来使っていないTORMEK社の水研機が出しっぱなしのままだ。

家の中も外も、ごちゃごちゃごちゃごちゃいっぱいいろんなものが置きっぱなし!出しっぱなし!開けっぱなし!点けっぱなし!

今朝は掃除をしようと思っていたのだが、掃除をするためには、まず投げ散らかされたものを片付けなければならない。今日こそは掃除機をかけようと思っていた寝室の床には、あれほど頼んだのに脱いだシャツやソックスやズボンが数え切れないほど転がったままだ。

「掃除機なんか、かけれるか!私は拾わないよ!」「もういい!」

そう思って居間兼オフィスへ入ったら、転がっていたんですクロウバーが!TVの前のカーペットの上に!昨日までは、そこになかったクロウバー!

クロウバーって、あなた!草の「クローバー」じゃないですよ。鉄の棒の「クロウバー」ですよ!


何でこんなものが、家の中に転がっているんだ!

片付けろお!


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