2012年12月6日

猛暑のち雪のち猛暑

気温が激しく変わるメルボルンの天気については、これまで度々このブログでも書いてきたが、先週は暑かった。

メルボルンでも金曜日は気温が39度になって、暑いのが苦手な私はエアコンのおかげで何とか生き延びたが、涼しいのは居間兼オフィスのこの部屋だけだから、家の中でも一番奥にある私達夫婦の寝室は暑いのなんの。扇風機を回して何とか眠ったのだった。

その日、夫は仕事でメルボルンにはいなかった。夫がいたのは、ミルデューラというヴィクトリア州の北西にある街で、金曜日のミルデューラの気温は45度を超えたそうだ。

こうした熱波による猛暑は、通常長続きはしない。

北から熱気を送り込む高気圧が東に移動すると、風向きは南風に変わる。「南風」のイメージは、日本人にとってはトロピカルな暖かい風のイメージだが、メルボルンにおける南風は、南極から吹いてくるんだから冷たい。

一気に気温が下がって涼しくなり、過ごしやすくなる。この気温の変化を「クールチェンジ」と呼ぶ。猛暑の日には、クールチェンジ何時ごろやって来るかお天気キャスターたちが教えてくれるので、それを楽しみに何とか暑さに耐える私なのだ。

先週末の猛暑の後には、いつものようにクールチェンジがやって来た。

ところが、このクールチェンジが涼しいを通り越して寒いチェンジだった。

真夏の服装から、冬服へ!私達家族は、フリースのジャケットを着込み、朝はヒーターをつけようかと思うほどであった。

「ずいぶん冷え込むなあ」と思ったら、山の方は大雪となり、雪だるまがつくれるほど積もったそうだ。

夏なのに...。

そして、また明日から暑くなる。土曜日の気温は、37度の予想だからまたエアコンがフル稼働の日となりそう。

こういうのにすっかり慣れた今では、身体もちゃんと適応しているけれども、オーストラリアに来て間もない頃は、「なによぉ、この天気は!」と本当に焦った。身体の方もついていけず、しょっちゅう風邪をひいていた。

この冬休みにメルボルンに旅行される方、メルボルンは夏だと思ってはいけません。一年中、「春夏秋冬」なのですよ。

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