2012年8月30日

春だ、イチゴが安い!

昨日のメルボルンは、まさに初夏のような陽気。暖かいというよりも、ちょっと汗ばむほどだった。

普通、春の晴れた日は花粉症がひどくなるから嫌なのだが、昨日はなぜか何ともない。腰が痛くなかったら思わず畑に出て行くところだった。

いつものようにColesに買い物に行ったら、イチゴが1パック1ドル60セントの特売だったので1パック買って来た。春だよねえ。ブルーベリーも安かったですよ。

「ああぁ...、いい気もちぃ!」

青く晴れ渡った空!

吹く風はまだひんやりとしていて、くしゃみも出ないし、目もかゆくないし、最高の春の日。

買ってきたイチゴで何か作ろう!

何か、息子のカイや娘のサチが喜ぶものをイチゴを使って作ろう...、と考えた時、はっきり言って迷う必要はほとんどない。あの子達は、岡山県の総社に住んでいた頃に、ケーキ屋さんで買ってくるイチゴのショートケーキが大好きになった。

オーストラリアでは、日本における「スポンジ+たっぷりのホイップクリーム+イチゴ」を典型とするショートケーキのような菓子は、あまりなじみがない。私が子ども達の誕生日に作ってやったことはあったが、日常的にケーキというのは「ショートケーキ」のようにファンシーではないのだ。

カイとサチは、大きくなった今でも、「イチゴ」→「イチゴのショートケーキ」と回路がつながっているらしく、イチゴで何を作ろうかと問えば「イチゴのショートケーキ」と答えるのはまず間違いない。

そこで、スポンジケーキを焼いて、イチゴのショートケーキを作りました。クリームがちょっと足りなかったけど...、まあ仕方ない。

早めに作って、冷蔵庫でひんやり冷やしておきました。

さて、午後3時半頃、まず自転車通学のカイが帰って来た。カイはいつも自分の部屋に直行するので、当然冷蔵庫の中のケーキには気づかなかった。

しばらくして、徒歩&バス通学のサチが帰って来た。サチは、いつも冷蔵庫に直行する。私は、仕事を続けながら耳を澄ませて聞いていた。

「キャーァァァ!ヤッターァァァ!」

ドドドドド...。(カイが部屋から降りてくる音)
「どうしたん?」(実際には'What the hell?'と言ったんですけど...。)

いやあ、学校から帰ってきて冷蔵庫にイチゴのショートケーキを見つけたら、そりゃうれしかったでしょうね。


それぞれ大きな一切れを皿にのせてテーブルへ!

黙々とうれしそうに食べている息子のカイと娘のサチ。大きくなっても、小さい頃と同じようにうれしそうに食べている...。

それを見ていた私も、とってもうれしいのだった。


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