2012年8月31日

ウォーキングに出たのはいいが...

今朝は、Panadeine Forteを飲まなくても、夫や子ども達のランチの準備や洗濯物干しなどができるほどに腰の具合が良くなっていた。そこで、ウォーキングを今日から始めることにした。

医者からは、腰痛には腰の筋肉を鍛えるのが一番効果があるからとにかく歩けと言われてはいたのだが、毎日の家事や買い物、庭仕事は結構歩いているのと同じ運動量があるはずと言い訳していた。

一昨年だったか、ひどい腰痛から回復した後、「歩くしかない!」と自分を励まして、毎日のウォーキングを日課にしようとしたことがある。しかし、ただ歩くのはとにかく退屈。ジョギングにしてもランニングにしても、それをやっている20分だか30分の間が耐えられないほど退屈すぎた。

腰痛体操なるものもやっていたし、思いのほか体中の筋肉を動かせるおなじみの「ラジオ体操」もやっていたが、腰の具合が良くなるといつの間にかやめてしまった。やっている間が退屈すぎて、時間を無駄にしている気分になるのだった。

しかし、もうそんなことは言ってはいられない。

腰痛に苦しんで人生をむだにしないために、健康な老後のために、腰の筋肉を鍛えなければ!腰がこんな状態では仕事もできないんだし...。

もう中途半端はしないぞ!ウォーキングをこれからの自分の日課にするのだ!

しかし、まだ腰は痛いのだから無理をせず、「今日の目標は20分」と決めた。10分行ったら帰ってくる!

なんだか、腰に爆弾を抱えている気分のまま歩き出す。

微妙にバランスがずれるとピキーン!と左腰に痛みが出るので、良いバランスを保つように注意しながら歩く。

冷たい風!帽子と手袋はしてきたが、マフラーも巻いてくるんだったな...などど後悔しながら黙々と歩く。

早く10分がたたないかな、そうすれば帰れるのに...などと、早くも情けないことを考えながら歩く。

ところが...

10分が近づく頃、道は下り坂となった。下り坂は楽チンと思ってはいけない。下り坂は危険なのだ。ピキーン!という痛みが頻繁になってきたなと思ったら、左の足の付け根あたりに電気が走るような痛みが発生し、その痛みが消えなくなった。

そのうち腰にも脚の付け根にもピキーン!が連発。

「これはヤバイ、もう帰ろう...」と思った時には、もう急激に悪化しており、痛みのせいだか運動のせいだか良く分からないが、汗がにじむ。

10分間歩かなければ家には帰れない。

Ringwoodの街の中でも、我が家のあるエリアは住人がお年寄りばかりである。治安が良くて静かなのは良いが、とおりに人影などない。もちろんタクシーなど来ないし、だいたい私は携帯もお金も持ってはいない。いよいよ動けなくなったらどうしようか...と心細くなりつつ、必死で歩く。

「ああぁ...、ウォーキングに出るのはまだ早すぎた!」

「誰かぁ、私を迎えに来てよぉ!」

弱音を吐きまくっているうちにあっけなく家に戻った。10分間歩いても大した距離を行ってはいなかったのだ。

しかし、やっぱりウォーキングはもうこりごりだ!

...というのは冗談です。もっと良くなってから再挑戦します。


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