2018年3月24日

雨のメルボルン

今日は朝から大変暗く、雨が降るかもしれないという天気予報でした。どうか本当に雨が降りますようにと期待していたら、昼前から降り始めました。何週間かぶりの雨です。

パラパラっと降って終わるにわか雨では、文字どおり焼け石に水なのですが、先程から本格的に降り始めました。


これくらい降ってくれると、水分が地面の下の木の根っこまで達してくれるのではないかと思います。

我が家の敷地を覆っている草は、99パーセント枯れています。その上に、ユーカリの葉っぱが積もり、地面が茶色になっているのがお分かりでしょうか。

カエデや白樺など、私達がこの家に引っ越してきてから植えた若木の幾つかは、枯れちゃいました。

やっぱりね、植えるなら乾燥と暑さに強いオーストラリア原産の植物を植えるべきなのかもしれませんが、ユーカリにしてもパインにしても、オーストラリア原産は燃えやすいのが多いので、家の周りに植えるわけにはいきません。

先週も、ビクトリア州南西部で森林火災がありましたしね。ニューサウスウエールズ州の南沿岸部でも大きな森林火災があって何十件もの家が焼けました。

もしも我が家の近くのどこかが燃えて、燃えさしや火の粉が飛んできたら、我が家はあっという間に燃えてしまいますよ。家の周りに燃料がたっぷりありますからね。屋根の上にも雨樋にもユーカリの葉っぱが溜まっているし。

カラッカラに乾き切っていたので、今日の雨は本当に嬉しいです。

久しぶりに聞く雨の音もいい音です。

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2018年3月23日

サイクローンの命名方法

現在、オーストラリアの北部、カーペンタリア湾の北にはサイクローン「ノラ」が雨をふらせておりますが、「ノラ」がやって来る前には(と言うよりそこで発生したんですけど)「マーカス」というサイクローンが北部準州(ノーザンテリトリー)や西オーストラリア州北部に被害をもたらしました。

「マーカス」はMで「ノラ」はNと、サイクローンやハリケーンはアルファベット順に名前が付けられるわけですが、「誰がどうやって名前をつけるんだろうか」と思うことはあっても、これまで知らなかったんです。

今朝のABCニュースでその解説をしていました。

オーストラリア地域で発生するサイクローンは、オーストラリア気象局のサイクローン警報センターが作成する「サイクローンの名前リスト」から命名されるのだそうで、その数は10年分はあると言っていました。

かつては、サイクローンには女性の名前が付けられていましたが、男女差別撤廃を目指す多くの運動が行われた1975年の国際婦人年(International Women's Year)に、男女両方の名前を使うようにすることが決められました。

また、リストに掲載されている名前に、国の重職にある政治家、例えばオーストラリア首相の名前と同じものがあった場合(現在の首相の名前はマルコム・ターンブルだから「マルコム」)、その名前は削除するんですって。

また、歴史に残るような大きな被害をもたらしたサイクローンの名前は、永久欠番的取り扱いとなりまして、リストに載せなくなるそうです。

他国の地域で発生し、すでに命名されたサイクローンがオーストラリア地域にやって来た場合は、すでに命名された名前を継続して使用するそうですから、アルファベット順になっていない場合が出てきます。

オーストラリアの北のインドネシアやパプアニューギニアでは、熱帯性低気圧が頻繁に発生していますからね。パプアニューギニア地域で発生したサイクローンには、パプアニューギニアの気象局が命名するのですから、どうりで時々どう発音するのか分からないような名前があったりするわけだと納得しました。

名前リストには、リストA、リストBというように複数のセットがありまして、全ての名前を使い切ると再び順繰りで使われますが、永久欠番になるものもあるわけですし、リストの編集も行われるのです。ぜひサイクローンの命名に使って欲しい名前がある場合は、オーストラリア気象局に手紙でその名前を提案すると、選考の結果リストに掲載される可能性があります。

そして、十何年後かにその名前が使用される可能性があるわけです。

「サイクローン・ヒロコがクイーンズランドに大雨を降らせ大洪水を引き起こした」なんていう記事が新聞に載るかもしれないのですけど、サイクローンに自分の名前が付けられるのは嫌だわ!

ということで、本日は今朝のニュースで聞いた話でした。


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2018年3月22日

ムダ毛の問題

男性読者の皆さんには、今日の記事は面白くない話題かもしれません。こちらをクリックしてからお帰りを。本日も、私のブログを読みに来て下さってありがとうございました。

さてさて…

更年期を過ぎると、ホルモンのバランスの具合で思わぬ身体の変化に戸惑うものですが、私が一番感じる変化はですねえ、眉毛の伸びなんです。

若い頃は、こんなにしょっちゅう眉毛を切り揃えたりしなかったのに、最近はもう2〜3日毎にやっている気がするんです。眉毛全部がボーボーと伸びるんじゃなくて、伸びて突き出している毛が数本あるのに気づくという感じですか。

先日整えた時に見落とした長いのがあったのか?

そう思って、最近はちゃんとリーディンググラス(別名: 老眼鏡)を掛けて、さらに拡大鏡で入念にチェックするんですよ。だって、長い毛が数本突き出た眉毛というのはみっともないじゃないですか。

それなのに、数日後にはもう突き出てくるのがある。

ありがたいことに、私は口ひげが生えたりはしていません。口ひげを生やした年配の女性を見かけることがありますからね。もしもいつか生えてきたら、ちゃんとお手入れします。

眉毛が成長し続けるようになったのに対して、スネや腕など若い頃に気にしていたムダ毛は生えなくなりまして、「いいなあお母さんは、毛が生えないから」と、娘に羨ましがられたりもするんですが。

昨日のこと、

「お母さん、腕に毛があるよ!」(You've got arm hair!)

と娘が私の腕を掴みました。

「ほら、ここ!」

ああ…

悲しいことに、その毛は老眼鏡なしでも見えたんです。

2本ありました。1本は2センチくらいで、もう1本は3センチもあった!(泣)

以前、喉の上辺りに3センチくらいのを1本見つけたことがあって、あの時は驚愕しましたが、今回は驚きもしなかったです。でも、やっぱりこういうのを見つける度に、歳をとってきているんだなあと実感しますね。

実は、時々スネにもヒョロヒョロと長いのが生えているのを見つけることがあります。

ムダ毛が生えなくなって、ワックスしたり剃ったりする必要がなくて楽ちんなんですけど、数本の長いやつがいつの間にか成長していることがあるので要注意です!


最近の若い女の子達の中には、「毛が生えてくるのは当たり前」「脇毛が生えるのも自然なこと」「女は毛が生えていないのが良いという考え方に反対する」という意思表示として、体毛を処理しない人達が増えていますねえ。

良いことなんだか、どうなんだか…。

うちの娘も、ハイスクールの頃には自然派になっていましたけど、ヨーロッパ系の人はムダ毛も細くて色も目立たないからいいようなものの、日本人的にはやっぱりねえ自然のままにを実践するのは難しいところがあると思いますよ。

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2018年3月21日

キタシロサイの絶滅

生存するオスのキタシロサイ(Northern White Rhino)の最後の一頭だった「スーダン(そのサイの名前)」がついに死んだそうですね。

今朝のニュースで知りました。

45歳でした。高齢のための合併症で具合が悪くなっていると聞いていたので、近いうちにこの日が来るだろうとは思っていたけど。状態が悪化して立ち上がることもできなくなったため、安楽死させたのだそうです。


これでオスのキタシロサイは絶滅です。

「スーダン」の娘と孫娘のメス二頭がまだ生存していますが、キタシロサイの絶滅は確定です。ただし、「スーダン」のを含め他のキタシロサイのオスの精子は保存してあって、体外受精での保存の試みは続いています。

生存するメスの若い方のサイから採取した卵子と体外受精させて、受精卵をまだ多数が生存している近亜種のミナミシロサイのメスに移殖するという計画ですが、大変な費用がかかるそうです。

キタシロサイがどうして絶滅に追い込まれたのかご存知ですか?

中国の漢方薬として角の需要が高まったからですよ。(科学的に見てサイの角に薬効成分はないのに。)また、イエメンでは短剣の柄として角を使用するため70~80年代にかけて乱獲されたのです。密猟です。

また、アフリカの民族紛争では、わずかに残っていた貴重なキタシロサイが死にました。

絶滅に追い込んだのは人間です。

オーストラリアでは、絶滅した動物として「タスマニアタイガー」とも呼ばれる「フクロオオカミ」が有名です。縞模様のせいで「タイガー」という呼び名がつきましたが、実際はカンガルーと同じように袋を持つ有袋類のオオカミです。ヨーロッパ人の入植後、羊などの家畜を襲うと嫌われて虐殺されました。

絶滅したと言われた後も度々目撃情報があり調査も実施されていますが、生存しているという証拠は見つかっていません。タスマニアには広大な原生林も残っているので、生存しているといいのですがね。

「タスマニアタイガー」ほど有名ではありませんが、タスマニアにはもう一つ絶滅した動物がいます。

「ヒト」です。

原住民であったタスマニア・アボリジニと呼ばれる人達は、入植してきたヨーロッパ人との戦いで虐殺され、捕まえられてタスマニア本島から離れた島へ強制移住させられたり、ナント恐ろしいことにハンティングの獲物として殺されたりして、純血のアボリジニは1876年に絶滅しているんです。白人との混血は存続していますけど。

「ヒト」という動物は、これからも多くの動物を絶滅に追い込んでいくのでしょうか。

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2018年3月20日

夫が病院に運ばれました

メッセージが届いたのは、朝の9時過ぎ。

運ばれた本人からでした。マルンダ病院にいるとのこと。

心臓発作か!

と、一瞬ドキリといたしました。

だってね、夫の両親の家族には心臓発作で亡くなった人が何人もいるし、夫本人もコレステロールの問題があって薬を飲んでいるし、それなのに肉やチーズを好きなだけ食べて体重3桁ですし。

しかし、心臓発作ではなかったのです。

指を切ったのだとか。これから傷を縫ってもらい、レントゲンを撮ってもらって内部の損傷を調べるのだとか。

命に関わるようなケガではなくて良かったのですがね、「まさか電動工具で切ったのじゃあないだろうな」「もしそうなら恥ずかしいぞ」と、電動工具のスペシャリストであるはずの夫の怪我をヘンなふうに心配した私です。

治療と検査が終わり、病院まで迎えに行きました。家に連れて帰るためじゃなくて、仕事場であるツールショップへ連れて行くため。

怪我をした経緯など詳しい話を聞いてみると、怪我の原因は夫のミスだったとも言えるのでした。早朝にやって来たお客さんが購入したある機械のソケット部分を保護するために出荷時に取り付けてあった固いプラスチックの何かを取り除こうとして、本来ならばペンチのような道具を使うべき所を、カッターナイフで切ろうとしたんだそうです。

大変硬かったそうなので、いつもの馬鹿力を入れていたのでしょう。そのプラスチックの何かが切れた瞬間にナイフが動いた。そういう時にナイフが接触するような場所に手を置いてはいけないのですよ。しかし、夫はそういう所に手を置いていたのです。

だから、ナイフが左手の人差し指をグッサリやっちゃった。切れ方としては、ソーセージを切るような感じです。でも指の中には骨がありますので、カッターナイフは人差し指を切断しなかったと、骨のところで止まったということなんです。

指を切ったということで、他のスタッフが店の救急箱から絆創膏を持って来ようとしたらしいですが、白い肉が露出した切断寸前の指を見て、

顔面蒼白失神寸前!

(男達って、こういうのに弱い人多いよね。)

夫が自分の車の中に持っていた特別な救急キットで応急処置をした後、スタッフの一人が病院へ連れて行ってくれたのです。

人差し指をぐるりと半円形に6針縫ったそうです。骨や腱や神経に損傷はないようだとのことでした。骨まで達した深い傷なので、破傷風の予防注射も打ってもらい、抗生剤を処方してもらいました。

治療中の写真やビデオもしっかり撮って来た夫は、ツールショップに戻ってから若きマネージャーのウィル君や他のスタッフに見せましたが、見た目は屈強な彼らもパックリと切れた指の写真や動画には、

オエッ!

と、今度は嘔吐寸前となったそうで。

私もちょっとだけ見ましたけど、思わず「うぇっ!」と声が出ました。見るんじゃなかったです。


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