品川駅での大パニックの後、何とか無事に成田空港で待つ息子と合流し、1ヶ月間借りていたポケットWiFi(これは超絶便利だった!)を返却してから、ヤマト運輸の空港宅急便で送っていた荷物もちゃんと受け取りました。成田エキスプレス運休以外はすべてが順調でした。
カンタス航空カウンターで荷物を預け、出国手続きも終わって、あとは搭乗を待つだけということになってやっと安心出来ました。ホントにねえ、岡山の田舎からは、ここまで来るのが一苦労なんですよ。
機内で晩ご飯が出ると分かっていましたが、少し腹ごしらえをしました。これは正解でしたよ。気流の関係で飛行機が揺れて食事の提供が遅れたので、この時に食べておいて良かったです。
搭乗ゲートの前は多くの人で混雑していました。有難いことに座ることが出来たので、息子としゃべりながら搭乗時間が来るのを待っていた時です。眼の前に誰かが突然しゃがみ込み、私をじっと見ながら「あのう…」と言ったんです。
「誰?」と思いながらその人の顔を見ました。
えっ!どうしてここにいるの?
それは、長年の友人Hさんだったんです。Hさんが日本語の先生だった関係で30年近く前に知り合って、以来家族ぐるみで親しくして来たんです。
Hさんの旦那さんは日本人で、実家が埼玉にあります。息子さんは日本の企業に就職したので、首都圏で暮らしています。
その人が突然目の前に現れたんですからもうびっくりですよ。
息子さんと旦那さんのお父さんに会うために夫婦でやって来て、Hさんだけが一人早めに帰国していたんです。
同じ日に同じ便に乗るというのもすごい偶然ですけど、多くの旅客で混雑していたゲート前でばったり会うのもすごい偶然で、しかも私達は、
座席が同じ列だったんですよ!
こんな偶然あるか?
Hさんに会ったのは2年ぶりぐらいでした。久しぶりに家族のことなど話が出来て楽しかったです。
Hさんに会ったのは2年ぶりぐらいでした。久しぶりに家族のことなど話が出来て楽しかったです。
旦那さんが仕事を退職されたのでHさん夫婦はリタイヤ生活となり、今は自由に旅行を楽しめる暮らしだそうです。
今回の旅行では、息子さんのアパートに滞在した後、埼玉の実家に滞在しておられたそうで、旦那さんは92歳になったお父さんともうしばらく一緒に過ごしてから帰国するそうです。
お父さんは今も大変お元気だそうです。身体の方は弱くなって来たけど、頭が切れて記憶力もすごいと聞いて、私もうちの母親のことを自慢しましたよ。
Hさんの旦那さんがメルボルンに帰って来たら、久しぶりに集まって一緒に食事をしようと話しました。楽しみです。

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