2012年9月17日

泣きっ面にスズメバチ

なんで、こうも次々と不幸に見舞われるのか...。

昨日の午後、不要になった植木鉢やガーデニング道具などを片付け、ついでに草取りをしたり家周りの掃除をした。やっているうちにくしゃみが出始めて目が痒くなったので、作業を途中やめにして家の中に入った。

思い当たる原因は、それしかない!

しばらくして瞼がチクチクと痛くなり、昨晩ブログにデル・ピエロのことを書いている間にも痛みがひどくなって涙が止まらなくなり、まだ9時過ぎだというのにさっさと寝てしまった。

そして、今朝のことだ。

夜中に目が覚めたときにも目の状態がおかしいとは気づいていたが、今朝6時前、起きて電気をつけて自分の顔を見たら腰が抜けた。

「うっわぁー、すごいことになってる!」

チクチク痛かった左目の周り全体が、「試合後のボクサー」状態である。赤く腫れている、というよりも赤く盛り上がっている、という感じか。

目やにが固まって瞼がはりつき、目を開けることが困難である。

そっとぬるま湯で洗ってみたが、目はほとんど自力で開かない。

中を見ると、眼球はもちろん赤く充血しているが、眼球をピンクのジェリー状のものが覆っている。かろうじて黒目のところだけは助かっている。

痛みや痒さの感じでは「結膜炎」か「ものもらい」かとも思ったが、そのジェリー状態はまさに花粉症でアレルギー症状を起こした時と同じだ。

「ちょっとぉ!オバケみたいな目になってるよぉ!」と、夫に顔を見せた。彼は、「うわっ!殴られたみたいだなあ...」と、私と同じ感想を述べるのであった。

起きて、夫や子供たちのランチを作っている間も、涙だか目ヤニだか知らないがひっきりなしに出る。夫はアレルギー症状のようだから抗ヒスタミン目薬を使ってみろと勧めるのだが、アレルギーならチクチク痛いというのはどういう理由だ?

家庭医のヒル先生に診てもらおうかと思った。オーストラリアでGP(ゴールキーパーではない、General Practitionerの略)と呼ばれる一般開業医は何でも屋であるから、目でも腰痛でも取り合えず診てもらうのはGPなのだが、私が行ったところは眼鏡屋さん。

近くのEastlandというショッピングセンターにはいくつも眼鏡屋さんがある。眼鏡屋さんには眼科医がいる。通常は予約をしてから行くところだが、私は朝一番に予約無しで行った。

...というのはやや事実とは異なる。

本当のことを正直に言うと、ショッピングセンターの薬屋に目薬を買いに行ったら、私の目の状態があまりにひどいので、自己診断せずに医者に診てもらえと言われ、その薬屋のすぐ近くの眼鏡屋に行ったというしだいです。

眼鏡屋ではすぐに診てもらえた。懇切丁寧に、眼球圧から眼球の奥のMacularという黄斑(おうはん)のチェック、異物やキズの有無としっかり調べてもらった。

何も問題なし!
傷もないし、もしかしたらウイルス性の炎症があるかもしれないが可能性は低い。
一番可能性が大きいのは、アレルギー症状であるとのことだった。

やっぱり!

腰痛に加え、左手親指を負傷し、今度は殴られたように腫れ上がった左目!スズメバチに刺されたらこれくらいは腫れるかもしれないな。

眼科医からは、アレルギー用の抗ヒスタミン薬を飲むように勧められたので、家に帰ってすぐ飲んだ。そしたらなんと、現在腫れがひいてきております。ああ、やっぱりアレルギーだったのか!

もうっ、オーストラリアの春、キライ!


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