2025年8月1日

家族で話し合っておくべきこと

昨晩、うちの娘が家に帰って来ました。私達夫婦が死んだ後のこと、あるいは病気や怪我で自分では判断が出来なくなった時のこと、自立して暮らせなくなった時のことなど、いつかは起きることについて話し合うためです。

先日、クイーンズランドのポートダグラスに家族旅行に行った時に、一人だけ行かなかったうちの娘は、もしも飛行機が墜落したりして自分だけが残された時に、しなくてはいけないことが山ほどあるのに、あまりにも知らないことが多過ぎると気づいたようなんですけど。

言われてみれば、うちの夫が私よりも先に死んだら、私自身が困ることだらけだと思ったんですよ。夫が死んだらメルボルン大学医学部に献体することになっていて、お葬式も望んでいないことは知っていますが、それ以外のことは何も知らないんですからね。

夫がどの銀行に口座を持っているのかすら、私は明確には知りませんでした。先日、夫が銀行カードをATMから抜き忘れて一緒に銀行に行った時に口座のことを聞いたら、想像していたよりもたくさんの口座を複数の銀行に持っていたのでびっくりしましたよ。

スーパーアニュエーション(老後のために積み立てていく義務的な貯蓄制度)もどこに入っているのか知りませんし、教えておいてもらわないと困ることがたくさんあります。

私は、自分に関するありとあらゆる情報をファイルにまとめてあるんですよ。そのファイルはUSBスティックと外付けハードディスクに保存してあって、息子と娘には「もしもの時にはこれを見ろ」と言ってあります。うちの夫にもそういうのを作っておいてもらいたいです。

人は皆んないつかは死にますからね、決めておくべきことはたくさんあります。死んだ後のことだけではありません。病気や事故で自分では判断が出来ない状態になった時にどうして欲しいのか、誰に判断を任せるかも決めておかなくてはいけません。

高齢になった時、あるいはどちらか片方が死んだ後、どこに住むかという問題もあります。うちの夫がいずれは視力を失うことは分かっていますので、夫に一人暮らしは出来ません。私が一人になった場合は、経済的な問題があります。

いざという時に息子や娘が困らないように、今から準備しておけることはしておく必要があります。話し合っておかないといけないことは、たくさんありそうです。


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