小さな親切って、結構中毒性があるんですよ。
私が心がけているのは、まず道路での小さな親切。
小道とかガソリンスタンドとか、そういう所から主要道路に出ようとしている車を見かけた場合、止まってその車を入れてあげるという親切です。
もちろん安全が一番ですから、自分が止まると危険な場合はしませんよ。自分の後ろに車はいないなんていう場合に止まって入れてあげるのはマヌケ的ですから、後ろは確認します。
しかし、入れてもらった人は嬉しいじゃあないですか。嬉しいと、今度は自分が他の誰かに親切にしようと思うでしょ?
もう一つ、スーパーのレジでの親切。
自分の買い物量が多い時に、後ろに並んだ人の買い物が少しの時は「お先にどうぞ!」と言って順番を譲ってあげます。ほとんどの人は好意に感謝し、レジで支払いを済ませた後には再び私にお礼を述べてから出ていきます。
物を落とした人がいたら拾ってあげるとか、両手にいっぱい荷物を抱えている人がいればドアを開けてあげるとか、何か困っている様子の人を見かけたら声をかけるとか、小さなことですけど心がけています。
そうすると、イザという時に躊躇せずにすっと行動に出ることができるのです。
つい先日は、幼い子供を三人連れたお母さんが荷物をたくさん持って、動く歩道というやつに乗った時に、一番歳上と思われる女の子が乗りそこねたのを見ました。年上と言っても4〜5歳くらいか、まだまだ幼い子供です。
お母さんと弟二人がどんどん遠ざかって行くのに自分はタイミングを逸して乗れないんです。女の子はヒステリックに叫び始めました。
大丈夫よ!おばちゃんと一緒に行きましょう!
私はそっと女の子の肩を抱くようにして歩く歩道に「ワンツースリー!」と言って乗りまして、歩く歩道の下で待っていたお母さんと弟達の所まで一緒に行きました。
お母さんは「You saved my day.(助かりました)」とお礼をおっしゃいました。私は、再び上りの動く歩道に乗ってスーパーへ向かいながら、ルンルンした気分でした。
こういうハッピー気分には、本当に中毒性があるのです。
もうね、最近は、小さな親切をおこなうチャンスを狙っていると言っても過言ではないワタクシなのでございます。
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