2018年7月24日

ダフネの芳香

日本では猛暑が続いているそうですね。先日豪雨に見舞われたの岡山県でも、大変な暑さが続いているようです。

私の出身地である岡山の7月は、地獄のような暑さだった記憶があります。35〜36度くらいの気温でも湿度が高いために耐え難い蒸し暑さで、40度超えが珍しくないメルボルンに住んでいる私に言わせると、

乾燥した40度の方がマシ!

被災地の皆さん、暑さにはくれぐれもご注意ください。

さて…

暦の上ではまだ真冬のメルボルンですが、暖かい日が多かった秋頃から「春を告げる花」であるワトルがまだ冬にもなっていないのに咲き始め、毎年ボケる近くの街路樹が枯れ葉を落としてもいないのに花を咲かせるし、いたる所で草木がボケまくり。

まだまだ寒い日もあるのですがね、もう草木は春モードで、玄関先のダフネもたくさん花を咲かせています。


和名は「沈丁花(じんちょうげ)」と言うんですが、「ダフネ」の方が素敵です。ギリシャ神話でアポロに恋されて追われ、逃げるために月桂樹に姿を変えてしまった女性の名前です。

私はこの花の匂いが大好きで、この家に引っ越してきた時に玄関先に植えてあった棘だらけで服が引っかかるバラの木を抜いて、ダフネを3本植えたのです。

夏以外は日当たりゼロのため、例年病気のように黄色くなって葉っぱを落としていたダフネが、今年は元気なのはこれのおかげ。


来訪者が皆んな首をかしげるこの鏡。

これで日光を反射させるのですよ。この鏡のおかげで、ダフネには毎日短時間ですがお日様があたるのです。

何年か前に、谷底にあるために日が当たらないあるイタリアの村が、お日様の光を導くために巨大な鏡を設置してニュースになりましたが、それを思い出して昨年設置してみたのですけど、非常に効果的なのでこのアイデアには自画自賛。

玄関を出るたびに

ああ〜いい匂い!

気分の回復にも効果があります。


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