2018年7月22日

カンガルーの聴覚

気温4度と結構寒かった薄暗い朝。

居間の暖炉に溜まった灰を掃除していてふと外を見ると、玄関先の草地でモリモリと草を貪るカンガルーがおりました。

明るくなっても、こんなに家の近くにいるのは珍しいのです。

よし写真を撮ろう!

家の反対側の端っこにある自分の部屋にカメラを取りに行き、急いで居間へ戻って来て外を見たら、カンガルーはまだ草を食べていました。太くて長〜いしっぽが良く見えました。

カメラを構えた時、うっかり窓ガラスにカメラがぶつかり「コツン」と音がしました。

その途端!


こっちを見てる!

カンガルーと私の視線が合いました。

でかいです。
筋肉もすごいです。

それにしても、今の「コツン」という音が聞こえたのでしょうか?

じっと静かにしていると、カンガルーは再び草を食べ始めました。

今度は、窓ガラスを指先でそっと「コツコツ」とたたいてみました。


こっちを見てる!

「あれっ音がしたぞ」とキョロキョロするんじゃなくて、瞬時に音が聞こえた方を睨んだのです。

その後、窓ガラスをコリコリしてみたり、小さく声を出してみたりしましたが、その都度瞬時に私がいる方を見たカンガルー。

カンガルーの聴覚がこれほど鋭いとは知らなかったわ!

カンガルーは草をたっぷり食べて、ボトボトとウンチを落とし、手の爪でガリガリと身体をかきむしってから、ゲートの方へ跳んで行きました。一回のジャンプがすごいです。フェンスなんて簡単に飛び越えちゃうはずです。


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