2018年7月28日

気温の上昇と庭仕事

北半球の各地、それも緯度の高い地域から、猛暑のニュースが続く今日この頃。

英国では過去何百年間での最高気温38.5度を記録したとか。

気温30度程度で熱波だなんだと悲鳴をあげる英国人には失笑を禁じ得ないオーストラリア人も、38.5度には少し同情します。あんな北の国で38.5度は暑いでしょうね。

地球の反対側メルボルンは、真冬のはずですが暖かいです。昨日なんて20度まで気温が上がりまして、空は春の青色だし、お日様はキラキラしているし、家の中で編み物をしている場合じゃない。

庭を耕さなくちゃ!

いえね、玄関前の一区画が雑草しか生えていない状態でして。

一年のうち春だけはその区画を縁取る石に沿って葉っぱが出てきて白い花が咲くのですが、何という名前の花なのか匂いがよろしくないのです。はっきり言って臭いの!

その花が咲いていない間は、雑草だけ。

玄関前の一番大きな区画なのに。

ここに、桜か林檎の木を植えたい、白いカラーリリー (Calla Lily) を植えたい、球根の花が咲き終わった後に咲く花を植えたいと、ずっと思ってきたのですが、そのためにはそこの雑草だらけの土をどけて、土の下にある黒いビニールシートを取り除き、せめて50cmくらいは耕さないといけません。

よし、耕すぞ!

ゴム長を履き、シャベルとフォークを手に作業を始めた私ですが、黒いビニールシートを一枚取り除いたあたりでもう息が上がる上がる。

ビニールシートが無くなった区画にシャベルを突っ込もうとして愕然といたしました。

土が粘土質でですね、冬の間に降った雨もビニールシートのせいで全く染み込んでいなくて完全に乾燥しておりまして、コンクリートのようにカッチンカッチン!

シャベルに私の全体重をのっけても、シャベルがほとんど土に入らない硬さ。

それをもうムキになってガリガリやりながら耕すも、深さが目標の50センチには届かないの。30センチ位から下はもうシャベルもフォークも入らない!

何だよこの硬さは!

こういう時、すぐムキになり過ぎて我を忘れる傾向にある私は、はっと気づいた時には右手に水ぶくれができておりまして、

ダメだここでやめないと大変なことになる!

これまでにも度々記事に書きましたとおり、右手はトラブル続きですので大事にしないと。

とにかく、昨日の耕作作業で思い知ったのは、桜にしても林檎にしても木を植えるのは難しいということ。あんなカチカチの粘土の土壌じゃあ無理だわ。

深く耕さなくても大丈夫な花を選ぶしかないです。そして「乾燥に強い」という点も重要です。




白いカラーリリー (Calla Lily) をメインにして、後は切り花にできるような花をいろいろ植えようかなと思っています。

土を耕す作業は今日も続きます。いや、今日はしないほうがいいか。したいけど。


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